一回かぎり

 

行き当たりばったりな出会いの旅、というコンセプトでやってきたこのサイトですが、一番のポイントは「景色と遊ぶ」という所かな〜とか思います。

 

 

そこにある景色、っていうのにはもちろん自分自身も入っているので、ついつい主観的?になっちゃいますが・・・。

 

目で見ている「向うとこっち」あわせてようやくホントの景色なのかと思う次第です。

 

 

ありのままの景色、っていった時にはそういう自分自身のありようを書かないとホントじゃありませんし・・・。

 

「思い入れ」を書くってことと「思い込み」で書くってことは、じつはまったく正反対の事だったりもするわけで。

 

 

ため池のガアコさん。

(2005年5月29日撮影)

 

 

景色っていうと大抵は絶景さがしばかりをしてしまうもの

かと思うのですが、ほんとの景色は主観と客観の間にしみ出してくるものだと思うわけで・・・。

 

「何時何分にあそこへ行った」っていう横のひろがりについてはつとめて客観的に書くべきなのでしょうが。

 

本当の時間っていうのは心の中にある文脈のことなのだと思いますし、それを客観的に書いちゃったらヘンテコになるだけですし。

 

 

そんなわけで本当の景色っていうのは本来「一回かぎり」のものなのだと思っています。

 

おめかしをした「きれいな写真」よりも、その場の雰囲気がつたわる「いい写真」がツーレポには合っているような気もいたしますし。

 

(06/03/19)

 

 

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