子のひじり

 

去年の末に立寄った、奥武蔵にある古刹「子の権現」、延喜11年(911)6月13日に子の聖が十一面観音像をまつったのが由来とのこと。

 

 

院からの帰路で頭を冷やすのに丁度いい、とはじめたウォーキング、気がついたら自宅から飯能あたりまで往復30kmほど歩いてみたりしたことも。

 

ためしにハイキングもいいかな〜と、ガイド本をみて最初に上ったのがこの子の権現でした。

 

そのあとは武甲山にいってみたり、奥多摩から尾根筋をつたって名栗村まで出てみたり・・・ほんとに試しにやってみた程度なのですが(汗

 

 

子の権現からの展望。

(2005年12月25日撮影)

 

 

じつは若い頃に家業のマット屋で重い荷物をもちすぎて、左腰にずっと違和感があったりしました。そんなこんなでちょっとした悩みもあったのですが・・・。

 

 

何でも子の聖がこの地に来た際、登山の際に悪鬼の炎で腰から下にヤケドを負ったという言い伝えがあるそうです。

 

そんなわけで「腰より下に病のあるもの、我を念ずれば必ずや霊験を授けん」という願をかけて亡くなったとの事。

 

子の権現は鉄の大ワラジで有名だったりもいたしますし、何となく不思議な縁を感じてしまいます。

 

(06/04/05)

 

 

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