森の目線

 

「マネジメント」で有名なドラッカー博士、以前から興味があったのでぽつぽつ読んだりしてたのですが・・・。

 

初期の著作をよんでいると、はじめのイメージとは随分とちがった印象をおぼえてしまいます。

 

 

何でもバサバサ割り切って、「おしろ」が成立すれば人間なんかはどうでもいい、というのかと思ったら・・・。

 

ホントの所は「どんな物でも無駄にしてはいけない」という、ひどく日本的な発想なのだと感じます。

 

 

奥多摩むかし道の渓谷。

(2006年5月9日撮影)

 

 

最近のハウツー本だとそういう所はバサバサ切られて、何とも都合のいい部分だけ読者にウケているようですが(汗

 

いま読んでいる『すでに起った未来』にしても、原題は"The Ecological Vision"ということですし・・・。

 

 

ドラッカーが日本人に期待している、ってことの本当の意味は「どんな人でも無邪気に景色に感動できる」ってところなのかな〜と。

 

本当はとても孤独な人だってのは、「組織に天才は不要」って自分で言っていることを聞いていれば自ずと分ってくるんですけど。

 

(06/04/07)

 

 

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