自転車みち

 

このところ方々で「自転車はどこをはしるべきか」という

お話をされる方が多くなってきたようです。

 

車道をはしるベキ、歩道をはしるベキ、とベキトル化した議論ばっかりでどうにも驚きなのですが・・・。

 

 

歩道をはしるってことは歩行者とのトラブルがおきやすくなるので、車道をはしるベキである!

 

車道をはしるってことは自動車とのトラブルがおきやすくなるので、歩道をはしるベキである!

 

 

どうろと言っても路地もあれば一般国道もありますし、細くなったり長くなったり色々いたします。

 

場所によっては古い大木のために道幅がせまくなったりもするわけですが、「ジャマだから切れ」では風流のかけらもありません・・・。

 

 

昭和記念公園の自転車道

(2005年5月4日撮影)

 

 

もちろん自転車で気持ちよく走りたい、「という人がいる以上は」あるていど車道通行をする空間が用意されるベキなことは確かです。

 

たとえば自宅から4〜5km以内に安全にファンライドを楽しめるルートをつくるベキだ、というのなら意味は分りますし。

 

 

だからって路地裏を猛スピードで走れるようにしろ、なんてのはナンセンスですし、場所なりのスピードで走るのがツーリングの基本でもありますし。

 

飛ばしたい人はそれだけ行動範囲が狭くなるのは当然ですし、広げたいならスピードを落とすしかないわけで・・・。

 

自宅を出て帰ってくるまでの平均時速なんて測るのをやめて、走れるところだけ走ってくればいいかと思う次第なのですが・・・。

 

(06/04/08)

 

 

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