けしきの事

 

このコーナーの「みちくさ手帳」という名前なのですが、何気なことをちょっと書く、みたいなイメージでつけてみました。

 

道端の草をムシャムシャやるみたいに、ちょっとした事をぽつぽつ喋れたらいいなと思うのですが・・・。

 

とりあえずテーマは何か、と考えたところ「けしき」という言葉がふと浮んでまいりました。

 

 

朝まずめの高麗川

(2005年11月21日撮影)

 

 

ホントは漢字で「景色」と行きたいところなんですが、どことなくコワモテな雰囲気なのでいま一つかと。

 

「けしき」というと「気色」も含むことになりますし、もともとこっちの方が言葉の由来みたいです。

 

 

「わずかに感じられる趣き」だとか「何かがあらわれる兆し」なんて辺りがいかにも良さげな雰囲気です。

 

何気ない瞬間のちょっとした幸せ、なんてのはホントに「けしき」そのものですし(笑

 

 

こんな言葉があるわけですから、日本人って昔から自然を生きものとして捉えていたんですよね。

 

(06/04/09)

 

 

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