奇妙な絵

 

というと何のことだかさっぱり分りませんが、今日のお話は地図についてでございます。

 

自転車ツーリングというとサドルにまたがって汗を流すこと、と思われがちでありますが・・・。

 

実のところ地図とのにらめっこの中で旅路の下絵をつくることから始めなければいけません。

 

そんなわけで奥多摩方面の地図はいままで穴のあくほどながめつづけてきたわけですが。

 

 

神奈川県・上野原町のY字路

(2006年3月20日撮影)

 

 

いつの間にかこれがピカソの絵みたいに見えるようになってきてしまいました。いつの頃からかはもう忘れてしまいましたけど(汗

 

何となれば道路や街並みってのは時代のながれの一かけら。一枚の地図の中にあれやこれやの出来事がかさなりあっているわけです・・・。

 

 

こっちにはこんな街並が、あっちにはあんな集落が、ということで色んな景色がひとつの地面の上にひしめいているといいますか。

 

そういやアソコはあんな雰囲気だったとか、あの角を曲がったら突然ひなびてきてびっくりしただとか。

 

いろんなツーリングの思い出を重ねあわせている内に、何だかちょっと不思議な気分になってきます。

 

(06/05/29)

 

 

みちくさ手帳へ