川面の色

 

峠に向って歩をすすめると、たいていは道沿いにいつしか渓流がながれていたりいたします。

 

ときには見事な渓谷美だったり、ときにはこじんまりとした清流だったりするわけですが、どちらにしても様子がいいのでひそかな楽しみの一つです。

 

 

そんなわけで年がら年中川面をながめていると、だんだんとその道の通を気取ってみたくなってきたり。

 

あそこの川は風情があってよろしいだとか、あっちは滝があって見事だとか、そんな程度の話なのですが・・・。

 

 

奥秩父・中津川の清流

(2005年8月28日撮影)

 

 

川底の地面の違いなのか、流れ込んでくる水のにごり具合によるのか、あれやこれやで川面の色もそれぞれです。

 

一番きれいに見えるのはエメラルド色の清流かな〜というのが私の印象なのですが、とくにそう決ったものではありません。

 

 

あっちへ行ったりこっちへ行ったり、ツーリングで走っているといろいろな道をとおるわけですが。

 

川面と一緒で道にもいろんな色がついていて、曲がり角をすぎるとガラッと景色がかわったりするのが何ともオツでよろしいわけで。

 

ちょっと水面におちたハッパの気分になったりしながら、のんびり一日をすごしている次第です。

 

(06/05/30)

 

 

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