2004年3月13日
奥武蔵グリーンライン |
梅ケ谷峠をクリアしたことでようやくツーリングに出かける自信をつけた私でしたが、最初の腕試しとして手頃な場所はどこでしょうか?
ふと奥武蔵の地図を見てみると、何とも不思議な言葉が目に入りました。そこには「グリーンライン」なる文字がおどっています・・・。
飯能と秩父をつなぐ生命線の国道299号線。奥武蔵グリーンラインはその北に連なる低山をぬうように走る林道で、その途中にはいくつもの峠が名前を並べています。
最高点は800mを越えるようでしたが、徐々に登っていけるので見た目ほどきつくないと判断、この日の決行となったのでした。
ルート的には飯能から高麗を経て、日和田山−物見山方面から顔振峠を目指しました。日和田山・物見山共に300m台の低山なので、当然路面の標高はそれ以下ということになります(笑
気合を入れて、いよいよスタートです!
景色がいいとついついひと休み。 消防用の半鐘でしょうか?
途中の分岐で道が分らなくって往生したりもしましたが、地元の人に聞きこみしながらどうにか先を目指します。
物見山を過ぎたあたりではもう達成感を感じていましたけど・・・暫くすると南面の景色が開けてきたので、思わず立ち止まってパチリ。
投稿写真。実は民家のすぐ前です(笑
こんな場所なら苦労も辛く ありませんね・・・。
ほどなく有名な顔振峠に到着しました。標高は500mということですが、当時の私にはもっとずっと高かったように思えました。峠には御茶屋さんもあったので、早くもここで大休止をとることに。
おばさんの話によると、ここって「かおふり」でも「こうぶり」でもなく「かあぶり」峠ということです。ひとつ勉強になりました(汗
顔振峠で記念撮影。 意外に開けた場所でびっくり。
この後はずいぶん楽な道のりとなり、ロード乗りの人や二人連れのMTBの人と会釈を交したりしつつ、無難に峠をこなして行きました。
R299の裏道で利用しているのか、一車線そこそこの道を10トントラックが平然と通って行くのは恐怖でしたが・・・。
傘杉峠−飯盛峠−ぶな峠(漢字が難しくて変換できません)と通過して、刈場坂峠まで来たところでひと休み。
こんな感じの道が延々と続いています。
刈場坂峠(818m)にて記念撮影。
刈場坂峠からの眺めは見てのとおりの絶景だったのですが、あいにくとお茶屋さんが閉まっていたのでちょっと残念でしたね・・・。
地図を見るとグリーンラインの最高点は大野峠(850m)から県民の森辺りらしいのですが、この時は標柱に気がつかなくて通り過ぎちゃいました。いつかまた来て撮影しておきます(笑
まだ山道に不慣れだったので、秩父への長い下り道の途中でクルマに出会うとそれだけでちょっと安心しました。分岐で道を教えていただいたりして、ホントにありがたかったです。
県民の森から先はひたすら下って、 秩父方面に向いました。
ようやく平地にたどり着いたと思うやいなや、俄かにRディレイラーの調子が悪くなって調整に手間取るハメに。西武秩父の駅前で食事の予定が、着いた時には閉まってました(涙
帰りは299号を利用しましたが、夜になっていたので人気のない田舎国道の心細いことったらありません。
「飯能までウン10キロ」の看板を見てはため息ばかりつく始末。特に正丸トンネルでは殆ど泣きそうでした・・・。
飯能まであとわずか、 R299沿いの自販機で一服・・・。
そんな中でもどうにか飯能に到着したのでひと安心。ここから先は土地鑑もあるので何の問題もありません。駅前の吉野家でたらふく補給をして、無事に帰宅いたしました。
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