2004年5月17日
金比羅尾根・担ぎ上げ |
前回の日の出山で目覚めたことは、山岳サイクリングというよりむしろ担ぎ登山の楽しさでした。
当然ながら歩く速度は遅くなりますし、肩にかかる負担も結構なものですが・・・駅から歩いて登山するより、自走で出かけた方が余計に満足感があるわけで(笑
今でこそ適当なところに自転車をデポして普通に登山する方がいいかな〜と思っていますが、当時は「峠は越えるもの」と信じて疑っていなかったので・・・。
この日は手近なところでもう少し本格的な担ぎを体験してみようと、武蔵五日市駅のすぐ脇から御岳山にのびる金比羅尾根を登ってみることに。
MTBでは下りの定番コースらしいのですが、ここをわざわざ担いで登る人は余りいないでしょう(汗
駅からすぐなのですが、聞かないと もう道が分りません・・・。
近場でもけっこういい風情だったりします。
地元の奥さんにルートを教えてもらったおかげでどうにか尾根の入口へと到着し、最初のうちは強引に乗車で登って行ったもののすぐに挫折。
自分でもちょっと情けなかったのですが、おかげでようやく景色の良さに気がつきました(汗
ふと見ると、辺りは 森閑としたたたずまいに。
しばらくすると展望台が。
道を教えてもらった奥さんが 後から登ってきました(爆
神社がありました。 私のことは気にしないで下さい・・・。
神社を過ぎて林道を横切った辺りからいよいよ本番といった所。ここから鬱蒼とした杉木立がどこまでも続きます。
午後になって日も傾きはじめていたので、場所によっては尾根筋の陰になってかなり暗いトコロもありました。少しだけ不安な道中です・・・。
道はおおむね良好で、 乗車できる所もありました。
時折光が差し込むといい感じの 日だまりが・・・。
巻き道から尾根に出るあたり。 にわかに明るくなって不思議な気分に(汗
両側の落ちたシングルトラック。 雨で流れてしまったんでしょうか?
本日一番のお気に入り写真(笑
かなり暗くなってきました・・・。 レタッチでどうにか判読可能に。
途中で道標をひとつ勘違いしたこともあり、ここでは時間的にカツカツの状況に。もっともその位はやると思って計算していたので焦りはしませんでしたが・・・。
御岳山まであと少しという所でガスが発生した時には、突然の思いがけない事態に正直ビビリまくりました(汗
道も確かだし山上集落もあるから、と自分をなぐさめつつ足早に先を急ぎましたが、ヤギか何かを飼っている最初の人家を見つけたときにはさすがにホッとしましたよ。
山上集落にて。手前に自販機コーナーがあり、 一服しながらの一枚。
見づらいですが、ケーブルカーの線路です。 時折車とすれ違うことも・・・。
それにしてもここの集落は目一杯アカ抜けていて、住所標示なんかもごく普通にしてあるので一気に拍子抜けしちゃいました(笑
帰りはケーブルカーを利用する手もありましたが、折角なので集落まで通じている車道の急斜面を乗車で降りることに。杉の巨木の間を縫うように走っていたら、いつの間にか山門までたどり着きました。
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