2004年8月4日
雲取山行 |
さて、いよいよ雲取山に登る日がやって来ました。
山頂が東京都の最高点(2017m)であることから以前から興味はあったものの、普通に登山をすると日帰りが不可能なため中々ふんぎりが付かずにいたんですよね・・・。
実は直接のきっかけはすばるの散歩中にある方と公園で遭遇した事で、その方は飼い犬を連れてMTBで雲取山にも行った事があるとの事。
目の前で事もなげに話しているのを聞くと、俄然根拠のない自信がうまれてくるもので・・・なにげに自走・日帰りで差別化を図りました(汗
この日の出発は朝の3時。 奥多摩駅手前で夜が明けました。
朝の5時、奥多摩駅近くにて。 今日は奥の道(日原街道)に入ります。
結構アップダウンもあり、 体力の温存を考えながら走りました。
採掘で山が削られています。
日原の集落で一休み。 おばあさんが怪訝そうに見つめてました・・・ 5時50分ごろ。
結構有名な稲村岩です。 この先の「森林館」で休憩しようと思いましたが、 入口には登坂不能の激坂が(30%?)
いよいよ林道に入ります。 最初は舗装路でしたが・・・
すぐにダートに。 この辺はまだきれいに整備されてます。
日原川の水音も高く、 快適なひと時。
ダートだと気楽でいいです。
景色はいいですが、 路面は最悪です。 途中にコンクリ舗装もあったので、 工事中ということでしょうか?
雲取山への登山口付近。7時半ごろ。
よく注意していても見落としそうなので、 行かれる方は気をつけて!
いよいよ登山です。
有名なつり橋です。 思ったより堅牢で安心感がありました。
滝音が心地よく、気分も盛り上がります。
・・・と、ここまでは良かったのですが、林業者のつけたテープを道標と勘違いし、斜度50度の山肌を攀じ登ることに。登りはじめに急勾配があったので雲取山を過大評価しており、全然気がつきませんでした。
30分ほどたって「やっぱりおかしい」と思い始めた頃。ふと下をみるとおばちゃんがスタスタと下山しており、ようやく自分のマヌケさに気がついた次第・・・。
ようやく道標を発見。 早くも8時50分に(汗
山肌にねそべってしばし休憩。 冷たくて気持ちいいですよ!
汗でレンズが曇ってます・・・
というか、痩せちゃってます・・・
尾根道に入ってひと安心。 あとは極楽気分でした!
吹き上げてくる風も心地よく、 まさに楽園です。
一応道標は撮影しておきます。
小雲取山頂。11時37分。
富田新道の入口からここまで、休憩込みで3時間かかってません。他の場所は「担ぎ・休憩込み」でコースタイム通りだったので、地図にある3時間半(休憩抜き)はミスプリかも・・・。
雲の向こうにはラピュタ・・・ いや、富士山があります。
山頂が見えてきました。
露岩があるとアルペン気分になります(笑
ついに登頂。ちょうど12時です。 二人組みの登山者の方に撮ってもらいました。
最初はルートミスでどうなることかと思ってましたが、「あの坂」を担ぎで登ったおかげで、却って残りのルートは落ち着いてクリアできたので塞翁が馬といったところ。
登山バッヂほしさに、 雲取山荘を目指します。 結構な急坂。
雲取山荘にて。13時。 水場でたっぷりと補給をしていきます。
巻き道を小雲取までもどり、 ガレた急坂を下って奥多摩小屋方面へ。
乗車もできて、ルンルン尾根サイクリングです。
奥多摩小屋前にて一休み。 14時37分。
ほとんど小屋のオヤジかも・・・
この辺りは防火帯なので、木の根もありません。
ヘリポートにて。
当HPのタイトル写真。 いままでで一番のベストショットです!
7つ石山の巻き道から、 鴨沢まで下ります。
途中で小学生に追い抜かれたのは 絶対に秘密(笑
ようやく下山。17時。
途中から斜度もゆるくなり、 ペースアップできたお蔭でなんとか 日没に間に合いました。
この後はいつも通り奥多摩湖から青梅街道へ。いつの間にかここのアップダウンも苦にならなくなっちゃいました(汗
とりあえず腹拵えをするため古里のコンビニで補給したあと、パンクして困っているMTBの方にインフレーターを貸したりしつつ無事帰宅しました・・・。
ひとつ気になったのは、鴨沢方面への下りの道標が意図的に切り取られたところがあったことです。ダウンヒルで登山道を走る人がいるからなのでしょうが、ちょっと考えさせられちゃいました。
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