2004年10月16日
ヤビツを往復 |
前回の結果が余りに不甲斐なかったので、けっきょく中6日でヤビツ峠に再挑戦することにいたしました。何を思ったのか、今朝の出発は4時前です・・・。
またもや立川駅前から八王子経由で宮が瀬方面に向いましたが、今度は山王坂から法大前のルートを使ったので道にも迷わず済みました。
ハンガーノックにならないように日野駅前でしっかり朝食をとり、途中のコンビニでも念のため物資を調達して万全を期します(笑
4時23分。 日野駅前の松屋で牛焼肉 定食を平らげました。
前回のアップダウンにこりて今度は北から宮が瀬湖をめざしたのですが、津久井湖畔からK513への入口が分りづらくて大変でした・・・。
この辺りの界隈もちょっと鄙びていて雰囲気は最高にいいのですが、結局ちょっとした峠をひとつ越える羽目になっちゃいました(汗
国道413号から裏道に入った辺り。
「関」の信号ちかくでひと休み。
ここから先は串川沿いの景色のいい道に入ります。手作りの標柱があったりして、ちょっと泣かせる風情なのですが・・・。
この頃はまだ峠を目指すのに精一杯の時期だったので、せっかく雰囲気を楽しむチャンスだったのに余りいい写真がありません(涙
6時48分、 なんだかんだで宮ヶ瀬公園に到着。
ちょうどいいベンチを発見!
コンビニで買い込んだパンで15分ほどひと休憩。ちょっとしつこい位補給をしたので、あとで見たらお腹がぽっこりしていましたが・・・ハンガーノックが怖いので今回は仕方ありません(笑
何はともあれ裏ヤビツの入口です。 7時9分。
きれいな清流沿いをゆるい アップダウンが延々と続きます。
まだ峠という感じじゃないですね・・・。
途中には幾つかトンネルも。
暴走族の落書きがあったりしたので、 夜間に来たら危なそうです。
8時1分、10km以上行って ようやく秦野市内に入りました。
この辺りから峠なのかな?
めでたくヤビツ峠に到着! 8時36分。
前夜にしつこくポジション出し・クリート位置の調整をした甲斐があり、ラスト前の結構な激坂でも何とか×1.68で行けました。
もっともスピードは9km/h程度なのですが・・・スタミナ配分も成功だったようで、気分よく缶ジュースを飲み干して表ヤビツを下って行きました。
しっかりペダルに体重をかけて踏み切ったのが良かったのか、ずいぶん呼吸も楽になってスピードが上がった気がします。
少し下った辺りで景色が開けました。 前回はまったく気が付きませんでしたが(汗
前回の遭難現場に到着。 今になってみると楽しい思い出です・・・。
なんといきなり眼前に富士山が。
雲取山・大菩薩峠とふられ続けたあれだけフラレ続けたのに、 やはり前回悲惨だったお返しでしょうか。
登りだと写真が撮れないので、 今のうちに風情を味わっておきます・・・ 卍大日堂でございます。
この辺りの坂は10%のようです。 やっぱり下見は参考になりますね(笑
このあとサイクリストの方数名と遭遇して何気に挨拶を交わしましたが、こんな小さいことの積み重ねも自転車ツーリングの魅力でしょうか。
名古木信号前。 無事におりてまいりました。 9時21分。
ちなみにここの信号は 「ながぬき」と読みます・・・。
そろそろ小腹が空いてきたので、峠ちかくのラーメン屋で食事でも・・・と思ったところ、開店は11時半とのこと。しかたがないのでコンビニを探してウロウロしている内にまたもルートミス。油断もスキもありません(汗
ようやく辿りついたコンビニでいなりずしにパン、アミノチャージにビタミンパーラーとやみくもに買いあさり、かねての計画どおりに近くの「弘法山公園」を目指しました。
権現山展望台。 下の駐車場から担いできました(汗
・・・これが信じられないほどの激坂で、裏ヤビツで残していた下2枚のギヤを使い果たす始末。おまけに公園まで車道が通じておらず、SPDシューズでの担ぎのテストまでさせていただきました。
展望台ちかくの水道で顔と頭を洗い、ベンチでボソボソ食事を始めます。そりゃまあ腹も膨らむってモンですが・・・。
よく見ると北の方にいい感じのルートを発見。 しばらく階段を下るとのんびり出来そうな小径が。
どうやらこっちがメインの入口だったようです。 チョー恥ずかしい・・・。
この先は結構な勾配の坂道を下りました。通常のルートだと登ってくる事になりますが、好きこのんで峠に登っているサイクリストの方々には問題じゃないでしょう(笑
入口は246号を少し東にいった所だったので、意外と分りづらいかも知れません。パチンコ屋の脇?はっきり覚えていません。ゴメンナサイ。
坂道を下ると何とヤギの集団を発見。 どこか千葉のマザー牧場を思わせます・・・。
えー、前とおんなじ構図です(汗 名古木信号、10時36分。
ここまで来て逃げるわけにもいかないので、意を決して表ヤビツに上り始めます。
調子に乗ってタイムを計っていた前回の反省を踏まえ、今回はとにかく休憩なしで上りきることに集中。永久に登っていられるペースを忠実に守りました・・・。
踏み込み方を思い出したとはいえ、途中の一直線の坂はさすがにこたえます。
精神的な保険としてインナーローx1.39は封印しつつ、10km/hほどのヘタレスピードで地道に登っていきました。それでも前回より早いのですが。
峠です。11時43分撮影。 これも上の写真と変りませんね・・・。
鉄下駄号もひと休み。 ↑だけじゃさすがに色気がありません(汗
先に下見をしていたので、その後も特に不安なくペースを作っていけました。蓑毛の辺りでちょっと足を休められたのが有難かったかも・・・。
柳沢峠で覚えた立ちコギなども所々でまじえながら、残り距離を気にし出したらオーバーペースのラインを守ったおかげで、どうにか峠をクリア。
タイムは65分程度と、まるでイケマセンでしたがこんなものです。
前回お世話になった富士見山荘。
おそばは840円?と高めですが、 上りきってすぐに食べられるのでオススメです。 この先の水場は黒山の人だかりに・・・。
ちょっと見づらいですが・・・ どうやら14%だったようです。
やることは済んだので、 景色を見ながらのんびり下って行きます。
途中から上り返しがあったりして、 意外と飽きないいいコースです。
前回の災害レポート?現場。 今日はこの滝も綺麗なヒスイ色をしていました。
フロントディレイラーを調整して、 ようやくセンタートップが復活(汗
出口に到着、14時10分。
写真を撮っていたら奥の計測員に笑われました。
今回はここを右折して、宮ヶ瀬ダムの堤防から帰ろうとしましたが・・・なんと自転車全面禁止・押してもダメとのこと。仕方なくトンネルを幾つも越えて迂回しましたが・・・。
前回宮ヶ瀬公園でも「自転車立ち入り禁止」の一点張りで往生しましたが、やはりメッカだけあってトラブルも多かったのでしょうか。
このあとは再びトンでもない激坂をまじえつつ、ヨロヨロしながら帰路につきました。
城山付近でまたまた道に迷いました・・・。 この辺の道路はホントに分りづらいです。
こういう場合、ツベコベ言わずに戻るのが正解!
帰りは北野街道から関戸橋に向かい、当日に開催されていたフリマを見物する算段でしたが・・・行ってみたらほとんど終わってました。
仕方なしに近くのショップを冷やかして帰宅しました。この辺から先は日常エリアなので、あとは何の不安もありませんし・・・。
院の帰りに良く行く「はなまるうどん」にて。 こりずにまた食べました(汗
今回の総括ですが、とりあえずヤビツを裏・表と休憩なしで登ったことと、往復したおかげで風景もまんべんなく堪能できたので最高の一日でした。
タイムがヘタレなのはいつもの事なので、再挑戦って感じでもないですし・・・次は箱根かという気もあるのですが、とりあえずここに土地勘を拵えておいた事が後々大きいんじゃないでしょうか?
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