2004年11月8日

 

奥武蔵紅葉狩り

一度怠け癖がつくと腰が重くなるもので、気が付けば三週間もツーリングをお休みしていました。運動と言えば犬の散歩ぐらいなもので、読書三昧で体調も赤信号に。

 

この辺りで出かけないと自転車に乗れない体になりそうで・・・とりあえずリハビリが必要と思い、4時起きで出かけて参りました。お目当ては奥武蔵で最大の難所、広河原逆川林道(1142m)です。

 

とりあえず自宅から青梅街道を西へ向かい、そこから岩倉街道→笹仁田峠()→岩倉温泉郷をへて山王峠へ。日の出が予想よりなお遅かったため、この辺りは真っ暗闇の中を走っていました。おおコヮ。

 

 

山王峠にて。5時13分ですが真っ暗。

 

 

山王峠をクリアして、

とりあえず一杯補給。

 

 

この先は勝手知ったる名栗村なので、ほとんど景色は見えませんでしたがどうにか名栗湖に到着。この辺りでしらじらと夜が明けてきました。

 

 

名栗湖のそばにある「さわらびの湯

の入り口にて。

 

当然まだ開いてません(

 

 

夜明け間際の名栗湖です。

6時15分。

 

 

念のため休憩所のベンチでまた缶ジュースを一本飲んでおきました。とはいえ、暗さと天気の悪さに急かされて食事も採っておらず、お弁当もなし。

 

食べものがないので休憩も10分ほどで切り上げ、そそくさと目的地に向かいます。また危険なパターンに嵌ってしまいました・・・。

 

 

林道の始点。標高は350mほど?

6時25分撮影。

 

 

一体、この林道の勾配は何%あるのでしょうか・・・確かに体力は落ちているのでしょうが、ヤビツの10%で10km/hが目安だったのに、6km/hと来ました。

 

前々回のことがあったので、抜け目なく休憩を挟みながらの峠行。結局頂上に付くまでに5分休憩×4+写真撮影数回で、合わせて30分近い休憩を取ることに。

 

 

モヤモヤの中で休憩中。

 

 

林道大名栗線の入り口。

標高900m弱の地点で、

7時34分です。

 

改めてみると、休憩の分を引けば

いつものペースかも(汗

 

 

運動不足がたたってこの辺りでは正直しんどかったです。フォーム的にもカカトが落ちていた気はしますが、ようは勘が鈍っていたのが原因。

 

急遽テーマを紅葉狩りに変更して、のんびりモードで景色を楽しむことに。おかげでレポート的には良かったかも(

 

 

旬の紅葉をみつけてパシャ。

 

 

右手の巨岩のインパクトで、

投稿写真に決定!

 

 

どうです、この紅葉。

HPに来た方のみにお見せしています(笑

 

 

景色のすばらしさのお陰で何時の間にか辛さも忘れ、最高点に着いたころにはゴキゲンも回復。後半の勾配はかなり緩く、疲れた足でも15km/h以上は出ていたのですが、いかんせん長かった・・・。

 

 

ようやく到着したものの、

時刻ははや8時25分。

休憩抜きだと1時間半なのですが。

 

 

WEBサイトでよく見る場所ですね(

 

 

車で上ってきた地元の方としばし歓談した後、汗で体が冷えないうちに秩父方面に下りました。寒さ対策にこまめに休んで、ついでに撮影も。

 

 

紅葉的にはこれがいいかも?

 

 

天気は相変わらずこの調子。

 

 

初公開のメット着用写真。

 

慣れるまでは恥かしくて

ヘンテコな表情になってました・・・。

 

 

多分かつての崩落現場です。

 

これだけの工事なら、

閉鎖が長引いたのも当然。

 

 

そろそろ里の雰囲気になって来ました・・・。

 

 

ここでも紅葉を発見!

 

 

「大日そば」の店先です。

 

開店前でしたが、

無理を言って食べさせてもらいました。

 

 

峠の途中で補給がなかったので、何か食べたくてウズウズしていた所でそば屋を発見。手打ちでとてもおいしかった上に、おばさんが自転車乗りに理解のある人で超オススメ。

 

大盛りそばの他に名物のコンニャクやお菓子などもサービスしてもらい、さんざん談笑してから出発。ストーブがあったのでかなりリフレッシュできました。

 

 

黄色い葉っぱもオツなものです(笑

 

 

秩父方面に出るには

トンネルを5つくぐります。

 

 

秩父さくら湖」にて。

10時29分。

遊歩道や記念館もあるみたいです・・・。

 

 

レア物標識を発見!

 

 

最初から最後まで飽きのこない

最高のルートかと。

 

 

彩甲斐街道を左折して、

秩父ミューズパーク

へと向かいます。

 

 

峠だけではワンパターンなのでデザート的に公園でも、というノリでしたが・・・劇坂の連続でついには休憩まで入れる始末に。これでは公園じゃなくて「ミューズ峠」です・・・間違いない!

 

 

やっと公園の入口に到着。

もうヘロヘロです・・・。

 

 

園内の案内板です。

レンタサイクル・サイクリングロードも完備!

 

 

こんな所にどうして?と言いたくなる

ハイソな空間がどこまでも広がっています。

 

 

どこの国なの?

 

 

鉄下駄号を探して下さい・・・。

 

 

思いがけず非日常の世界に突入してしまいましたが、こここそ究極の「ほっとスポット」の予感・・・違うかもしれませんが(汗

 

 

園内を出た後は延々下ります。

 

後ろに聳えているのは、

奥武蔵の雄、武甲山です。

 

 

秩父ハープ橋」にて。

インパクトではこちらも負けていません。

 

 

JR秩父駅にて。

地図の確認中(

 

 

秩父神社。

とりあえず寄ってみました。

 

 

これで一応予定はクリア・・・と思いきや、もう一箇所だけ行かなければなりません。以前から家族に約束していた「武甲山・不動滝の水」を汲むための登山が残っています。

 

 

採掘の痕も痛々しい武甲山。

 

 

またまた標識を発見!

今度は鹿のもよう。

 

 

以前登山で来たことはあったのですが、アプローチが徒歩だったため勾配は未知の状態。途中のダートでは押しも入りましたが、ようやく登山口に到着。

 

 

登山口の山門です。

一見の価値アリ!

12時51分。

 

 

登山道は参拝者の便宜のために1丁目から順に道標が立てられています。目標の不動滝は18丁目になります。

 

 

 

こんな感じの滝が登山道に

平行して連綿と続きます。

 

 

「8丁目」には登山届のポストが。

今回は水汲みなのでパス・・・。

 

 

途中から清流を離れ、

急勾配をつづら折れで

登ってゆきます。

 

 

これがお目当ての「不動滝」。

 

 

武甲山は巨大な石灰岩のカタマリなので、他の山とは一味ちがいます。

浦山口の駅前をはじめ、山の周囲にはあちこち湧き水スポットがあるのですが・・・中でもこの水場は別格!霊験あらたかな有難いお水です。

 

 

どうです、この美しい姿。

 

 

予め用意していた2リットルのペットボトル一杯に水をそそぎ、自分でも一口飲んで顔を洗いました。そうそう、そばにあるお不動さんの祠にちゃんとお礼をしてくださいよ(

 

 

登りで撮っても一緒の絵柄・・・。

 

 

ようやく鉄下駄号と再開。

13時45分になっています。

 

 

三菱マテリアル社宅前の

自販機コーナーで一服。

 

 

今の衰えた体力ではこの辺りが限界です。あとは299号を使ってひたすら飯能を目指しましたが・・・正丸トンネルまでは登り基調なのをすっかり忘れておりました。カンベンしてくれ〜

 

 

背に腹は代えられず、

またも正丸トンネルを通過。

 

何より怖いのは路面の凹凸・・・。

 

 

やっぱりシメはこの写真でしょう。

 

お待たせしました、

これが飯能駅前の吉野家です!

15時54分。

 

 

くたびれ果てていたので正確には覚えていませんが、帰宅は6時前だったと思います。飯能→入間→小手指の順に行くと35km巡航ができる道が続くのでかなり助かります・・・。

 

今回も内容的にはヘタレてましたが、定番コースの手応えを感じることが出来たのは収穫でした。

 

 

 

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