2005年8月1日

 

沢ガニ発見

皆さんこんにちは・・・。

 

連日35度をこえる酷暑がつづいておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。私はまるでダメです(笑

 

今回の目的地は以前から気になっていた丹沢の「犬越路」。夏ぶとりの体にムチを打って行ってきましたよ、はい!

 

 

3時50分、玉川上水駅手前の

操車場での一枚。

 

まだ電車も動いておりません(汗

 

 

日中の酷暑をさけるため、今朝も出発は3時半すぎ。カンカン照りになってからではとても出かける気にはなれません・・・。

 

玉川上水ぞいのダート路を西行し、残堀川ぞいを寄り道したあとK59に合流。JR中神駅前をかすめて夜明けの街をひたすら南下します。

 

 

4時35分、「昭和用水」にかかる

和田橋から。

 

八王子市内を一望できて

ナイスです!

 

 

先日の風張ポタの帰路で下をくぐったくじら公園わきの多摩大橋で多摩川をわたり、無事R20に合流。お祭りのちょうちん飾りがにぎやかな八王子市内をへて陣馬街道にシフトしました。

 

はじめの内は賑々しい佇まいだったのが、K46・K61と交差点を経るごとにしだいにひなびた町並みに変容していくサマは「へぇー」といった感じ。

 

清流ぞいの気持ちのよい朝もやをしばらく堪能し、古びた郵便局の先で入山峠方面との分岐を左折するといよいよ峠道のおもむきが現れます。

 

 

6時15分、和田峠入口の

商店まえ。

 

ちなみに自販機はここがラストです(笑

 

 

風のうわさで和田峠(東側)の上りのきつさは耳にしていたのですが、いざ上り始めた印象ときたら「壁」そのもの(推定18%?)。

 

峠そのものの距離は3kmほどの筈なのですが、途中で何度も足休めをしながら泣く泣くよじ登っていきました・・・後半は勾配も落ちついてきたので幾分楽なかんじでしたが・・・。

 

 

6時43分、峠直前には

絶好の見晴らしポイント。

 

いや〜参った^5

 

 

のお茶屋さんは当然閉まっていましたが、ベンチでしばらく骨休め。10分ほどして黄色のウェアを着たローディがやってきて・・・ピストンしてすぐに下りていきました(汗

 

峠をくだると少しして相模湖方面を見晴らせるポイントがあり、しばらくボーッとした後は緑のトンネルを一気に駆け下りました。

 

 

峠の反対側、佐野川(藤野町)の集落。

 

なーんかいい感じでしたよ(笑

 

 

「小沢酒店」前の自販機で一服して、店先の水道でジャバジャバ顔を洗って再出発。すこし先で分岐を左折してトンネルをくぐれば別世界!

 

相模湖が目と鼻の先なだけに、町並みもどことなくレジャーな雰囲気。交通量の多いR20は速攻でパスしてK76から道志方面に南下します・・・。

 

 

相模湖上流、桂川にかかる

日連大橋でひと休み。

 

ここから先は未体験ゾーン(笑

 

 

少し先のコンビニ(スリーエフ)で補給をすませ、ザック一杯におべんとう&飲み物を仕込んで先をめざします。意外にアップダウンがあったので、以前だったらきつく感じたかも知れません。

 

途中で放し飼いの大型犬の群れに追いかけられて、結構な勾配を必死でダッシュ。最後の一頭を振り切ったあたりではメーター26km/hに(汗

 

路面もよく小ぶりのトンネルなどもあって雰囲気は結構よかったと思います。ツバメ舞う道志ダムをこえたあたりからは「いやしの湯・焼肉定食」のノボリが気になって仕方ありませんでしたが・・・。

 

 

9時24分、もうすぐ林道に

到着します・・・。

 

ちょっといい雰囲気。

 

 

ダムから少ししてR413「道志みち」を越え、丁度いいレトロさの町並みをこえて犬越路へ・・・と、道なりに走っていたら国道に出てしまいました(汗

 

あわててきた道を戻って商店のおばさんに尋ねたところ、道なりではなく左に上って行く道が正解とのこと。

 

ちなみに商店はこの界隈がラストですが、かな〜り先にも自販機がありました。コンビニで2Lボトルを仕入れた意味が・・・(汗

 

 

「大瀬戸トンネル」前でひと休憩。

 

トンネルの脇が滝壷?になって

いて、とっても涼しかったです(笑

 

 

ほどなくして林道入口のゲートに到着。近くにはかなりしっかりした休憩所なども整備されていて、この付近を登山する際には便利そうです。

 

いつものように「車両通行止め」ではありますが・・・行かれる場合は林業&工事の方たちにはくれぐれも失礼のないようにお願いします。

 

 

渓谷沿いの道を少し行くと、

親切にも水場が整備されていました。

 

いままでで一番、メチャうまでしたヨ!

 

 

真中右下をよーく見ていただくと分るのですが、なんとここで沢ガニさんを発見いたしました(マウスをあてると拡大します)。

 

家族へのおみやげ用に500mlペットに水をくんで、気持ちもあらたに先を目指しました・・・が、少し先で道路整備の工事中。いつものように?ペコペコしながら通していただく事に(汗

 

 

路面はダート&舗装の

まぜこぜといった感じ。

 

場所によってはかなり荒れていて

乗車不可でした。

 

 

にわかに雲行きが怪しくなって、気がつけば小雨まじりでイヤーな予感。さいわいすぐに収まってくれたのでラッキーでしたが・・・。

 

このルートの良さは所々に散見される渓谷美につきます。とりわけ「桧皮沢」の見事さときたら思わず感動ものですよ(笑。

 

 

徐々に高度を稼いで行くうち、

次第に空が近づいてきます・・・。

 

 

いつしか天気もカンカン照り。緑がまぶしくて景色はバッチリなのですが、汗はかくは喉はかわくは。持参したペットボトルもぬるま湯状態。

 

と、タイミングのいい所におあつらえ向きの水場を発見。ひらひらと黄色いチョウチョの舞う中、汗だくになった体を拭いて出直しました。

 

ふと見れば、丹沢の山並みが眼下にひろがっています。山頂にかかる雲を横目にみながら、さいごはウイニングラン気分でゴール。

 

※この付近に側溝のフタがずれている個所がありました。景色がいいだけに十分注意してください。

 

 

11時50分、

犬越路トンネルの中から。

 

涼風が吹き抜けていて気持ち

よかったですよ!

 

 

トンネルの向うにちょっとした

休憩所がありました。

 

せっかくなので、ここで

ランチタイムです(笑

 

 

丹沢湖がわは全面舗装路ではありますが、落石なども多いので慎重に下ってゲートまで。川沿いのルートに入ってからはキャンプ場→温泉街ときて、道志がわとはやや趣きがことなっております。

 

正直観光化がすすんでいるので秘境派には向いていませんが、ところどころで様子のいい佇まいもみられて悪くはありません・・・。

 

 

丹沢湖の北のはずれ、「中川橋」から。

ここから上流は河内川になります(汗

 

 

酒屋の自販機で軽く補給をしたのち、

湖面を横目にポタリング。

 

がんばれ鉄下駄号・・・えっ!?

 

 

・・・まだまだ体力もあったので、永歳橋から神尾田トンネル手前で左折。地図には「秦野峠」という文字がおどっております。

 

遠足?の小学生でにぎわう手前の売店でキーホルダーを購入し、ついでに峠の様子をききとり調査。いぜんは綺麗だったものの、最近では荒れ放題で勾配もきびしいとか・・・。

 

入口の案内板によると林道の全長は15kmほど。しばらくしてゲートを通過し、今きた丹沢湖を見下ろしながらアップアップ(汗

 

出足から14%勾配のサインがあって先行き不安になりますが、その後13%→12.5%→11.9%と、ギャグのような表示に半笑い。

 

 

もー、しんどすぎ!!

 

道端に腰掛けて休憩中・・・。

 

 

勾配も収まって楽になった辺りに水場がありました。どうせ誰も来ないので、上半身ハダカで体をふきふき。サッパリしたところで再出発。

 

 

6km地点でピークに到達。

 

鼻歌まじりで下りにかかると、

「双子峠」で上りかえす羽目に(汗

 

 

軽ーくたそがれるには丁度いい景色と勾配のルートをこなし、8km地点の秦野峠には14時45分に到着。なんだかんだで1時間20分ほど掛りましたが、私にタイムを期待する人はいませんね・・・。

 

終点のゲートにはなぜかチャボ?がいてびっくり。ふもとまで一気に下って気分爽快・・・と思いきや、集落をすぎた辺りから上り返し(笑

 

こういうルートはブルベで慣れっこなので意外に楽しめましたが、以前だったら泣いていたかも。

 

 

16時45分、善波トンネルを

こえてパシャリ。

 

いつ来てもここの景色は◎!

 

 

「寄入口」Sにて無事R246に合流し、コンビニで休憩&お食事タイム。サイコンが壊れてしまったのであれこれ悪戦苦闘しましたが、結局直らず大弱り。仕方なくそのまま走って帰路につきました(涙

 

国道ぞいだと精神的にツライので、伊勢原から先はK63号にエスケープ。アップダウンはあっても空いてて快適・・・のはずが、ここもやっぱり混んでいました(汗

 

高田橋で夕日の相模川をわたり、K54−K57のルートで町田いり。最後はいつものコースで鎌倉街道を北上して帰宅いたしました。

 

 

 

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