2005年10月3日
笹子まいり |
皆さんこんにちは!!
ドロップ化も無事すんで、いよいよ走りぞめ・・・と思って出かけた前回の大弛ツーリング、結果は散々でしたがまずは上々のすべり出し。
あの状況から大弛ってのは去年だったらありえない事だったので、少しはブルベの効果もあったのかな〜と思っています。
3時37分、青梅市内のココイチにて。
やっぱり食べないと始まら ないでしょ(笑
今朝の出発は朝の2時50分。前回から一週間しかたっていないのですが、もう一度柳沢峠に行ってリベンジをしないといけません・・・。
あまり峠の時間は気にしたくない方なのですが、近場で有名ってことで柳沢・風張・ヤビツではついつい計時をしちゃいます。
柱のキズは何とやら、といいますか・・・。
4時20分、旧青梅街道です。
赤塚不二夫会館前にて・・・。
青梅駅周辺ってコンビニがないので不便だな〜と思って裏道を探っていたら、K63号にちょっと入った所にセブンイレブンがありました。
お腹もいっぱいでちょっとウトウトしていたら、いきなりバカボンパパが目の前に現れて仰天しましたよ(笑
いつも深夜なので見物することはないのですが、一度近場めぐりをしてみるのも面白いかも知れませんね・・・。
※街道からは見えにくいのですが、青梅駅前にコンビニありました(汗
6時34分、いつものベンチです(笑
このまま行っても仕方ないので、 40分ほど仮眠をとりました。
飲みすぎ・食べすぎに加えて補給を携帯しすぎていたので、出発時+5kgでどうしようかと思いましたが・・・捨てるわけにも行かないので、食べるものは食べ、出せるものは出して?おきました。
いまいち調子に乗らないな〜と思って上を見上げたら、藤棚に実がなっていてちょっとおいしそう・・・。
いつものコースで「のめこい湯」前。
ちょっと変わったアングルで 撮ってみました(汗
ぼちぼち丹波山村にむけ出発し、温泉前に着いたのが8時17分。このまま峠に行ってもワンパターンなので、徒歩で坂を下って「のめこい湯」を見物してみることに。
行ってみて分ったことですが、すぐ下にあるのは温泉じゃなくて公共の休憩所?のような場所でした。
自販機・トイレもあるのでここって思っていたより便利なスポットだったようです・・・。
「のめこい湯」はさらに 遊歩道を下った橋のむこう。
時間があったら散策してみたい 気もしますが(汗
一之瀬高原の入口/出口(笑
どっちがどっちって 事もありませんが・・・。
またヘタったらやだな〜と思いながらも温泉前を8時43分に出発し、自分と荷物の重さに辟易しながらもいつものルートなので気は楽です。
途中で民家のガラスに映った自分をみてみたら、余りにへっぴり腰だったのであぶなく吹き出しそうに・・・とりあえずヒザが前に流れないように、 下に踏むことだけ考えて峠をめざしました(汗
上:水場のある「はまやらわ」前。 下:ようやく峠です・・・。
とりあえず不調の原因もはっきりしたので、自分のなかでは気分よく到着・・・の筈だったのですが、時刻は10時28分。去年フラットバーできた時より1分遅いじゃん(涙
もう少し慣れてくれば1時間30分台は行けるかな〜とも思うので、またまた挑戦してみます・・・。
コースのバリエーションも色々とれるので、何度きてもあきないのがここの魅力かも。
天気もいいので 気分も上々。
お茶屋さんでお昼をとって、 ぼつぼつ再スタート・・・。
どういう訳かこのベンチにいると地元の人に声をかけられます。地元っていっても峠の近くじゃなくて、我が家の近所のことなんですが(汗
バスの運転手をしていたというおっちゃんとしばらく談笑してから、塩山側に下って大菩薩方面をめざしました。
なんの用ワン・・・。
雲峰寺わきの激坂をこえ、 民宿まえでひと休み。
次の目的地は標高1500m強の上日川峠。そこから高原をぐるっと廻って日川方面に下る予定です。
去年は途中で温泉をはさんだコースですが、きょうはあとのお楽しみということに。あまり疲れが出ていないので、その分は進歩したのかも(笑
とはいえ出足の激坂はどう見ても20%近くはあるとんでもない勾配で、その上バスやら何やらが行き違うのでたまったものじゃありません。
かわいいワンコと自販機のお蔭で気力も復活し、温泉めざしてもうひと踏ん張りです・・・。
何度か休憩をはさみながらも、 意外にあっさり峠に到着・・・。
クマがでないか心配しましたが(汗
どういう訳がわかりませんが、この辺りまでくるとドロハンの違和感もかなり軽減されてきて、しぜんと腰を入れながら走れるようになってきました。
相当のトルクをかけても体が勝手に吸収してくれるような感じで、ちょっと病みつきな気分です・・・ま〜遅いんですけど(笑
13時31分、上日川峠に到着。
日川方面は上の写真の左奥に 進みます・・・。
写真の「ロッジ長兵衛」でひと休みと思ったのですが、併設されている水場でさっぱりしたのでもうひと頑張り。
峠とは名ばかりで、ここからまた上りが続いたのには辟易しましたよ(汗
気持ちのいい高原の道。
今まで来なかったのが 不覚でした(汗
この辺りはハイキング用の遊歩道も整備されているようで、ドライブがてら散策している人たちを見かけました。
「大菩薩」のイメージとはちょっと違った雰囲気で、どうしてロッジ長兵衛がオシャレな造りなのか少し分った気がします・・・。
ぼつぼつ上りも収まってきて、 本日のツーリングも折り返し・・・。
空にはトンビが舞い、彼方には大菩薩の山並みが望める絶好の散歩道。ちょっとした上り返しを越えると、眼前に上日川ダムの湖面があらわれてきました。
どうやら堤防の上に出られるようだったので、ルートを右に下って見物してみることに。とりたてて飾りけはないものの、景色そのものは中々のもの。
あいにくの曇り空で、どちらかというとしんみりとした印象でしたが・・・。
堤防の上は珍しいジャリ舗装?
誰もいないのに、パンフレットだけは しっかり備え付けられていました(笑
ひきこみ線の坂を上って県道にもどり、しばらく下ると右手にオシャレなレストランのある一角が。グループだったらここで一服、というのもいいかも知れません。
とにかく温泉に入りたかったので、今回は遠慮しましたけど・・・。
途中の橋からは、「竜門渓」の 渓谷美が。
遊歩道もあったのですが、 とにかく温・・・(略
・・・と、こんな標識も。
見通しの悪い場所での ダウンヒルでは十分減速しましょう(涙
ココロ優しい私としては、道端の花なんぞを眺めたりしながらのんびり下って行きました。集落に入った辺りから見晴らしも良くなってきて、あとは温泉に入るのみ・・・。
がまんし切れず途中でお蕎麦を食べてしまった事もあり、到着は15時21分。あまり遅くなるとあとが大変になりそうですが・・・。
「日本有数の高アルカリ泉」 ふれあいやすらぎセンターです!
センター自体はこじんまりとしたもので、基本的には地元の人向けの施設のようです。とはいえ中にはおみやげコーナーや食堂もありました(笑
泉質は透明なのにぬるっとした感じが強くていかにも「効きそう」な感じです。お蔭で疲れもどこかへ吹っ飛んで、気分よく帰路につくことができました。
16時6分、無事R20に合流。
そのまま笹子トンネルを抜けて 大月方面に向います・・・。
SRにまでなってこんな事をいうのもナンですが、今のいままで笹子トンネルが怖くてずーっと避けて通ってたんですよね。
勝沼から大和村までは路肩も狭いので、ちょっと交通量が多くなるとそれだけで大変な事になっちゃいますし・・・。
笹子トンネル手前にて(左手は 道の駅甲斐大和)。
工事中だったので、指示に したがって入坑?しました(汗
貴重な?トンネル内写真。
照明も明るくて、路面も意外と 良かった気がします・・・。
時間帯が良かったのか交通量もほどほどで、距離こそ長いものの特に問題もなく通過できたのでいささか拍子抜け。
経験のない方には決してオススメはしませんが、ヘルメット、ライトや反射帯といった装備さえしっかりしておけばドライバーの心証も違ってくると思います・・・。
16時59分、大月市内のファミレスです・・・。
トンネルを出たところにファミリーマートがあったので、ちょっと立寄って補給&電池交換。この先もしばらくひなびたルートが続くので、夜間なんかだと重宝するかも知れません(汗
大月市内に入るとデニーズやすかいら〜くもあるので補給もバッチリなのですが、今回はパスして先を急ぎます。何故でしょう?
鳥沢駅を越えたあたり、 K30との分岐点・・・。
正直、ありえない激坂ですが(汗
猿橋のコンビニで小休止をしたあと、かねての予定通りK30から談合坂をめざして再び坂のぼり。入口付近には勾配不明の標識があったりと、何やらキナくさい道中です。
上:分岐で迷って地図確認(汗 下:談合坂SAの勇姿です・・・。
思っていたより細い生活道路といった感じで、勾配も場所によってはかなりありました。それだけ旧道のおもかげをのこしているのか・・・道幅や暗さの割にトラックなんかも多くてちょっと危険です。
標高差も峠なみで大変でしたが、その分上から見る夜景はすばらしいものでした。あちこちの街並が宝石みたいにきらめいてかなりオススメですが、写真はブレちゃって使えません(涙
18時35分ごろ、談合坂SAにて。
下界とは全くの別世界で、 ちょっと海外みたいです・・・。
知る人ぞ知るウラ技?という事で、高速を横切った所を右折してSA脇の入口へ。秘密の回廊をくねくね歩いてSA内部に潜入しました(汗
談合坂でだんごでも、という崇高な目的をもっての暗夜行でしたが・・・結局家族へのおみやげにメロンパンを買ってそそくさと退散することに。
当然深夜も営業しているので、穴場中の穴場ということで(笑
上:上野原市役所前で休憩中。 下:山奥のコンビニ「せきもと」
途中で上りかえしがあったりしたものの、とりあえず上野原でR20に合流。そばにコンビニもあって市役所前のベンチは休憩にもってこいです。
信号を左折してK33を北上。初めのうちは結構な賑わいもあって、ウチの周りよりよほど都会のイメージでしたが・・・小雨のふる中次第に閑散としてきてちょっと不安になってきます(汗
そんな中でコンビニを発見した時には嬉しかったッス・・・バイトの女の子もやさしかったので、正直とてもありがたかったです。
上:小菅村方面との分岐点 下:甲武トンネル前から振り向いて。
少し行くとはるか上方に棡原の集落の灯りが広がってくるのですが、これが何ともロマンチックです。町にも近いし引っ越すならこんな所かな〜とか考えながら走っていました。
めざす甲武トンネルの標高は600m程度と大したことはないのですが、早く帰りたいと思っちゃったせいか、何故か長かったですね・・・。
かなりの位置まで人家があったので不安はありませんでしたけど、雨の中ぽつねんと休憩していると不思議な気持ちになりました(汗
21時28分、檜原村本宿にて。
自販機でジュース休憩中!!
どうにかトンネルをクリアして、檜原方面の下りはあっという間です。ちょっといかした夜景が見れたのですが、雨中のダウンヒルだったので撮影してません。ごめんなさい・・・。
村内のルートは走りやすいのは確かなのですが、ちょっと物寂しいので私はちょっと苦手です。本宿から先は気楽なのですが・・・。
上:拝島駅前を通過します・・・。 下:玉川上水手前の踏切
20分も走ると五日市の市街地に入るので、今までの紆余曲折がうそのようです。勝手知ったるルートをひたすら東行し、あとは無難に拝島駅前・天王橋・玉川上水駅をへて12時前には帰宅いたしました。
今回のツーリング、何となくご近所めぐりのイメージで走っていたのですが終ってみたら215km。
「放浪記」らしくするにはやっぱり輪行・一泊が必要かな〜とか思った一日でしたが、逆に近場も楽しいかな?とも思います。
ともあれ長々とお付合いくださって、まことに有難うございました(涙
|