2005年11月4日
紅葉づくし |
前回のツーリングから丸一月もたってしまい、ぼちぼち「客ばなれ」もはじまって来て毎日あせっている今日この頃(笑
週末の天気も崩れるようだったので、カゼっぴき後の重たいお尻に火をつけて出かけてまいりました。
お目当てはこの時期恒例の紅葉といった所でして、雨がふる前になんとか一目といった感じです。
距離はともかく、ヒルクラが遅いと各方面からいじめられちゃうんで・・・修行をかねて今回もこりずに柳沢峠を目指します(汗
今朝の出発は朝の2時50分。
ワシをおいてどこへ行くワン!!
青梅街道とR16の交差点、 ただいま長期の工事中・・・。
自宅の前の道をまっすぐ西行して1kmほど、「奈良橋」の交差点から先はもう青梅街道なので、個人的にはこのコースが一番楽です。
柳沢峠の道路わきに立ててある標柱の距離(峠で80kmほど)って、私のメーターとほとんど同じなんですよね・・・多分ここから起算していると思うのですが、知らない人にはただのT字路です(笑
途中の分岐で岩倉街道から奥武蔵方面へも行けるんで、ホントに重宝しています・・・。
4時18分、二俣尾駅前の コンビニにて。
ちょうど市街地の切れ目なんで、 最近ここばっかりです(汗
向かい側にある踏切がいい味を出していることもあって、のんびり休憩するにはもってこい。ここから先は段々空気もきれいになってきて、出かけにモジモジしていたのが嘘のようです。
市街地は深夜の内に抜けちゃうのが一番だとも思うのですが、コンビニ位しか開いていないのが玉にキズといった所・・・。
某トンネルの側道にある休憩スポットで夜景をとったりしましたが、ちょうど夜が明けたころ(5時50分)には奥多摩湖に到着しました。
いつものベンチでひと休憩。
このバスの色って地味にいい 感じなんですよね〜。
まだ夜も明けてまもない頃合いだったので、あたりの山並みには朝もやが残っていて何となく「ほかほか」した雰囲気です。
途中の電光標示では気温は5度(標高500m程)でしたし、休んでいると体が冷えるので休憩用のセーターに着替えてしばしのお食事タイム。
鉄下駄号を物干しがわりにして濡れたウェアを乾かしながらボーッとしていたら、後から赤いランドナーに乗った若者がさっそうと登場。後できいてみたらオーダーとの事でしたが、カッコ良かったですよ(笑
日がまだ低いおかげか、朝とも夜とも つかない不思議な光景。
白夜とかってこんな感じなのかも・・・。
湖畔のトンネル脇でひと休み。
こんな所にも紅葉があって ちょっとびっくり(笑
写真をとっていたら途中でランドナーの彼に追いこされてしまいましたが、折角のツーリングでおっかけっこもしたくないので「も一つ」のんびり走ることに。
ふと見たら湖面から湯気が立ちのぼって(見える)ところだったり、山の上の方にきれいな紅葉がみられたりと、十分オツリのくるひと時でした(涙
上:見づらいですが・・・湖面の湯気? 下:丹波山村・鴨沢の集落です。
途中で一ヶ所、山肌にそってどこまでも道がつづいて見える場所があっていつも一瞬萎えるのですが・・・R411はその下なんでご安心を(汗
ふとふり向けば深山幽谷のたたずまいに朝日が映えてなんとも言えない極楽気分。何度も来ている場所ですが、今日は幸先よさそうです・・・。
そんなこんなで7時16分、 丹波山温泉前に到着です・・・。
スロープを下ったところの 「農林産物販売所」。
トイレがきれいなのが感動的です(涙
バリバリのスポーツカーに乗った二人組が先客だったので、まったりのんびりとは行きませんでしたが・・・顔を洗って気分も一新。
ドロハンにも慣れてきてシューズも一新。柳沢峠まで1時間45分だった前回の汚名を少しでも晴らしたいのが正直なところなんですが(汗
今日は補給もそこそこ、非常食もそこそこにして軽量化。衣類&輪行袋で装備は重くなったのでトントン(豚豚)といった感じです。
きれいな景色のおかげか、 不思議とペダルも軽やかに・・・。
ぼつぼつ気温も上がってきたので、オーバーヒート対策に思い切ってウインドブレイカーを脱ぐことに。7時46分、温泉前を出発です。
クルマに轢かれたムジナ?を見つけたので、供養のために途中で一度休みをとりましたが、振り返ると目も彩な光景が(↑写真中)。
ギヤ板を一枚勘違いしたまま気づかなかったり、心なしかいつもより若干速めのペースのようす。意識しちゃうとまたコケそうなんで、気がつかないふりをしながらそろそろ上っていきましたが・・・。
8時45分、一之瀬高原の出口です。 ここまでは前回より4分ほど早め(汗
9時22分、どうにか柳沢峠に到着です!
1時間36分で自己ベスト更新。
・・・とまあ、大差ないっていわれればそれまでの事なのですが。減量しないでの記録更新なのでよろこびもひとしおといった所です(笑
途中の道路工事で舗装が途切れたりした個所もあったので、次回は30分台前半が目標です。体重を92kg→87kgに落せば20分台も行けるかも・・・。
峠ではコーラをちびちびしながら富士山見物。甲府に単身赴任しているというオジサマから色々情報を仕入れてあれこれ行先を検討中・・・。
しばらくしてランドナーの彼が到着したので、お願いをして記念撮影。おなじ景色でもずいぶんカッコよくなるのでちょっとジェラシーも(涙
何はともあれ塩山めざして ダウンヒル。
途中でみつけたモミジが とっても綺麗で大満足(笑
上日川峠の入口を少し上ってすぐ右折。
今回は裏ルートの県道「一葉のみち」 に行ってみました・・・。
雲峰寺の脇を上って民宿の前でワンコに挨拶も、と思いましたがあの坂はちょっと・・・次回は押して上ろうかな〜とは思いますが。
くだんの県道は少しアップダウンこそあるものの、R411とはまた違った風情でなかなか楽しめます。ちょっとした商店もあるので、コンビニが味気ない、という方にはオススメかも。
ただし小学校なんかもある生活道路なので、くれぐれも飛ばさないようにお願いいたします・・・。
南アルプスの山並みを遠望しながら のんびりポタリング。
長野の飯田市内の風情に ちょっと似ているかも知れません(汗
一旦塩山駅付近までおりてから、広域農道「フルーツライン」から県道づたいにのんびり北上。
めざすは雁坂トンネル手前の紅葉スポット「西沢渓谷」なのですが、混雑しそうなR140は極力さけて里山気分を満喫しました(笑
雰囲気バッチリの裏ルート。
どこかで食事でも・・・というアテは 外れてしまいましたが(涙
とはいえそれも途中まで。ここから雁坂方面はR140の一本道なので逃げ場も何もありません・・・。
路面の状態は最高で景色も悪くないと思うのですが、いかんせん交通量がありすぎです。食事もとらずに走ってきたので結局途中でダウンしちゃいました(涙
なんだかんだで勾配&標高差も結構あるんで、塩山あたりでしっかり食べてからにすればよかったな〜と後悔しましたよ。
上:広瀬湖駐車場のモミジです。 下:湖畔にたたずむ鉄下駄号(笑
標高1100mほどの広瀬ダムには12時40分ごろ到着しました。とりあえずトイレで顔を洗ったあとはめずらしいゴロ石の堰堤なんかを見ながら小休止。
この一帯にはドライブインの類も結構あるので、食事に不自由はないのですが・・・途中でスニッカーズを食べちゃったので今日はパス(涙
「道の駅みとみ」で缶ジュースを一杯飲み干してから、いそいそと今日のお目当てめざして出発しました・・・。
←雁坂トンネル 西沢渓谷→
途中で立体交差になっているので、 実際の方向とは逆なんですよね(汗
少し先からは車両通行止めの 完全遊歩道。
もちろん自転車も×なので、 ここから先は歩きです・・・。
すでに時刻は午後1時半。タクシーの運ちゃんに話をきいたら一周3時間のコースらしいので、余りのんびりしている時間もありません。
ここまで来たらしっかり鑑賞して行きたいのが人情というものですが、3時までに折り返しに着かなかったら引き返すことにしてとにかく歩きはじめました(汗
ゲートから休憩所をへて渓谷へ。
ちょっと歩いただけでも結構な 雰囲気が味わえます・・・。
な〜んかちょっとパンフレット風の写真になっちゃいましたが、この際なんで素直に風景を楽しむことに。
途中からはすっかり沢登りになってしまったので、歩くのが精一杯で紅葉どころじゃなくなっちゃいましたが(笑
新規投入したビンディングシューズ(ディアドラ・サンタクルーズ)の歩行性能を試すチャンスだったのですが、結果は上々といった所。
ほとんどクリートを気にせずに濡れた岩場をこなせたのには少しびっくりしちゃいました(ルート上の安全対策もバッチリです)。
結構危険なルートかとも思うのですが・・・。
おばちゃん達や家族連れで 大変なにぎわいでした(笑
思いのほかの標高差に戸惑いながらも、意外にサクサク上れて気分も上々。メインイベント?の「七ツ釜五段の滝」まで飽きずに楽しめました。
あと100m、という所でついつい腰をおろしてひと息ついたら、最後のダメ押しとばかりに目の前の紅葉がとっても綺麗で感動しました(汗
渓谷を抜けると様子のいいベンチが お出迎え。
帰路は一転して大パノラマの 連続でした・・・。
この時点で15時をまわっていたので日没がちょっと心配でしたが、ここから先は廃線あとのトロッコ道なので快調にペースが稼げます。
あちらこちらに展望スポットがあって中々見応えのあるコースなのですが、つり橋が多かったのでビビリの私には大した試練だったかも(笑
結局4時には東沢山荘まで戻ってこれたので、なんとか日のある内に塩山まで帰れそうです・・・。
ちょっと疲れちゃいましたが、 たっぷり楽しんだので満足です・・・。
無理をいって山荘の前に自転車を置かせてもらっていたので、ひと言挨拶をしてからいざ帰路へ。「自転車で来たのはアンタが初めて」といわれた時にはどうなることかと思いましたが(汗
今日は午後6時から地元東大和で歌丸師匠の独演会があって、じつは切符も買ってまちこがれていたのですが・・。
週末は雨が降りそうだったのでツーリングにはこの日をおいてありません。最初は何とか間に合わせるつもりだったのですが、ここに至ってはまったく無理です。
牧丘の道の駅から親父に電話して、代りに行って貰うことにしました。ちょっと勿体なかったのですが、仕方ありませんね・・・。
上:塩山駅の北口(17時) 下:八王子の南口(18時半)
塩山駅前は繁華な南口をさけて北口で輪行準備。ここから東京方面のホームの時刻表をのぞけるのもオトクかと(笑
おろしたての「コンパクトリンコウバッグ」、携帯性はばっちりなのですがやっぱりオーストリッチの方が安心感があるかも・・・。
疲れていたのと面倒なのとで特急で八王子まで輪行しちゃいましたが、あっさり着いちゃうってのも少し拍子抜けな気がしました。
新奥多摩街道、19時20分。
ちょっと小腹が空いてきて、 あちらこちらと物色中・・・。
駅から先は多摩大橋−東中神−天王橋−玉川上水のルートで無事帰宅。結局走行距離は150kmと程ほどでしたが、ヒルクライムに沢登りとあれこれ楽しめて首尾は上々といったところ。
地元の市民ホールでは歌丸さんの独演会がまだたけなわだったようで、何とも複雑な気分だったのは致し方ありませんでしたが(涙
これからも無理せずぼつぼつ続けていきますので、よかったら時々のぞいてやって下さいませ。次回はどこへ行こうかな〜。
|