2006年4月26日
もみじの春 |
ついこの間までは夜になると肌寒さを感じたりもしていましたが、さすがにこの頃はそんなこともなくなってまいりました。
冬のあいだツーリングをさぼっていた理由には色々あるのですが、ウェアのズボンがひざ上までなのも大問題だったのです・・・。
パールイズミの新製品を頼んでみたら入荷が7月といわれてキャンセルしたりもしておりました(笑
お久しぶりだバウ・・・。
このところ多少は自転車に乗るようにはしていたものの、本格的なツーリングをする習慣がすっかり体から抜け落ちています。
早朝出発のキャラも荷が重かったりいたしますので、この日もあれこれ逡巡したあげく、結局午前10時のスタートです(汗
大げさに考えずにこんな具合で走るんだったら、月に2回ぐらいは平気かな〜とかおもったり。
最近きれいになった自宅ちかくの街道。
この時間だとこのありさま・・・。
いままで何となく深夜の出発にこだわっていた理由はこの道路の混みぐあいだったりもするわけなのですが(汗
色々経験して「のんびり走る」のが体にしみついてきたので、不思議といぜんのような面倒くささは感じませんでした。
誰もいない早朝の街並みもオツなものですが、ふつうの時間のにぎわいってのも逆に新鮮な気がいたします・・・。
振動でリアライトがおっこちて、いきなりリムが振れてしまった時には「もう帰ろう」とか思いましたけど。
いかにも春めいた雰囲気。
「圏央道」の高架下をくぐって。
この高架の手前に24時間営業のレストランがあって、いつもいつも寄っていこうと思いながら脇をとおりすぎています。
辺りが辺鄙な一帯なので、うすぐらい朝の4時とかに通りがかると何ともいえない神々しさが感じられたりもするわけですが(汗
ともあれ圏央道をこえるとなぜか気分が一新します。さいしょの峠まではもうあとちょっとですし、ここも「はじっこ」の一つなのかと思います。
山のてっぺんにも新緑が。
それっぽい写真ですね・・・。
この時間だとあたりが明るいだけじゃなくて、住人の方たちが普通に活動しているのでちがった感動があったりします。
いろんな時間帯に何度もとおっている場所なので、ごくあたり前の景色もなんだかとても不思議に思えてきたり(汗
笹仁田峠の手前に24Hのコンビニができたので、この辺りまでは夜中に来てもさびしくなる事はないかも知れませんけど。
ここを右折して温泉地へ!
山王峠へとむかう道。
とくに脚力がおちた感じはしないのですが、体重がふえちゃったのであんまり無理もできません。心肺機能も落ちぎみですし、何にもいいことはないわけですが・・・。
タケの花をさがしに行くのもオツなもの、とか言ったおぼえがあるのでついつい道端に竹林をさがしながら先をめざします。
岩倉温泉に行く手前の道端でみつけた養鶏場のふるい看板、何だかほのぼのとしていて思わず笑ってしまいます。
峠についてひと安心。
上から覗いています・・・。
イチから出直し、ということになると私の場合やっぱり山王峠から名栗に行くのがいいかと思ったのでこの日の出発となりました。
新鮮味ということでは以前のようなわけにはいきませんが、「また来たよ」みたいな違った楽しみもふえてきたり。
道路わきに旧道っぽいルートがあったので少し探索してみたところ、切りとおしのところですぐ行き止まりになっておりました(汗
白鬚神社の境内。
のんびりとした小道・・・。
・・・と、何気なく書いていますが実はすっかり道をまちがえておりました。小沢峠経由で奥多摩へ、と思っていたら山王峠に戻る路地だったみたいです。
念のため地元のおじさんに道をきいてみたおかげで助かりましたが、おかげで様子のいい神社に巡りあえたのでよしとしましょう(笑
室町時代の建物ということなのですが、由緒となると8世紀にまでさかのぼるみたいです。
もっとも私としては駐車場にあったワンコの看板の方が気になって仕方なかった次第なのですが。
気をとりなおして名栗路へ。
ダム湖のわきで一休み。
さっきの事などすっかり忘れ、川ぞいの様子をのんびり眺めながらの道中に。どういう訳か「ウ」が一羽いたので写真にとろうとしたところ・・・あれよという間にどこかへ行ってしまいました。
ここまで来ちゃったら久しぶりに名栗湖によってみるのもいいかな、と例の激坂をこえて堤防まで。ちょっと先の自販機でジュースを買ってしばらくボーっとしておりました。
釣りをする人やデート中の方もちらほら見かけましたが、ここって結構雰囲気もいいので色々とオススメです。
さーて帰りますか・・・。
なつかしの小沢峠です!
以前だったらここから広河原逆川林道へ抜けるところなのですが、頑張りすぎても友達をなくすばっかりなので諦めました。
もっとも峠のむこうにある「浦山そば」はおいしくて入りやすいので、そのうちまた出かけてみようとは思っていますけど(汗
今日のところはリハビリなので、最初のころにたどったルートを一つづつなぞって自分の調子を確認することにいたします・・・。
小沢峠では少しこたえるかも、と思っていたら意外と平気だったので一安心。ちょっとペースは落ちていますが、そのうち何とかなるでしょう。
ちょっと分りづらい分岐かも。
右折して軍畑方面へと向います・・・。
峠のトンネルをこえてからは綺麗に舗装されたまっすぐな道を下ることに。ちょっと行った先で右折して松ノ木トンネルから奥多摩へと抜けるルートをとってみました。
つき当たりのT字路には渓流ぞいにちょっとした史跡もあったりしてひと息つくにはもってこい。いま来た道をボーッと眺めたりしながら雰囲気を楽しんでおりました。
道端のワンコに挨拶したりしつつ「山の中に隠れた小さな街並み」といった風情の一角をぬけて、いよいよこのツーリングも後半戦です・・・。
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