2006年4月28日
こいのぼり |
みなさんこんにちは!
ほんの2日前にツーリングに行ったばかりなのですが、じぶんの余りの不甲斐なさにあきれ果ててしまいました。
リムが振れてブレーキパッドに当ってしまい、一日中リアタイヤを引きずって走っていたのもちょっと悔しいわけでして・・・。
増えてしまった体重を落すためにも、ここはもう一つ頑張っておかないとと思って再び出かけてまいりました(汗
武蔵村山市内、「大曲り」信号手前・・・。
JR八高線「箱根ヶ崎」付近の踏切。
大曲り、って位ですから丘陵にそって目一杯街道が南へ曲がっているわけなのですが・・・ちょっともの寂しい雰囲気が角を曲がるとパッと明るくなる気がします。
峠にも世界の境い目になっているものとそうでないものがある、とはドラッカー博士が言ったお言葉ですが・・・私には峠ばかりが境い目じゃない、という気もいたします(笑
何気に通ったいつもの踏切りですが、今日は結局はるばる八高線のお世話になることになっちゃいました。
見晴らしのいい木蔭で一服。
山王峠手前のコンビニ。
自転車でふらふら走っているとあちこちで見かける庚申塔、何でも村人が60日に一度夜通しでバカ騒ぎをする目じるしだったそうですが。
ふと道ばたを見てみると、近場の中にも様子のいいのがありました。よく考えれば住んでいるところが既に田舎なのでした。
呑気にふらふら走っていたら自転車通勤のローディが思いっきり軽蔑の眼差しでサッサと抜いていきました・・・。
何だかな〜と思いながらも、やたらとどこまでも続く路地を見つけてはしゃいでいるのですから不思議です(汗
山王峠から・・・。
名栗路へとやってきました。
山王峠の手前にあるコンビニ(K193沿い)、朝の7時から夜10時までの営業ということで、これまでお世話になることがありませんでした。
奥多摩駅前のコンビニもそうですが、24H世界の外側に10時頃におわる世界があって、その外側に夕方5時の世界があるわけで・・・。
・・・なんて事を考えていたら、丘の上からひんやりとした森の空気がおりてきてにわかに気分がよくなりました。
見れば民家の庭に鯉幟がはためいていて、季節と一緒に自分の子供の頃のことを思い出したりして(汗
新井不動尊の名水まえ。
名栗というと何度もきていて今さら新発見もないだろう・・・と軽く流して走っていたら、どこからともなくプーンといい匂いがしてきます。
じつは郵便局のある三叉路手前のお肉屋さんでコロッケを揚げる匂いだったわけでして・・・もちろんお昼用に買っておきました(笑
家族へのおみやげという事で2Lペットボトル一杯にお水をくんで、いよいよツーリングの下ごしらえも万端といった感じです。
いつものお店でパシャ。
あれやこれやとネタにならない寄り道をしたりしながら、山伏峠の手前にあるいつもの場所でお昼にしました。
風にゆれるちっちゃなコイノボリの写真を何度も撮ったりしていたら、お店のおばちゃんに横でクスクス笑われてしまいましたが・・・。
激坂手前の踊り場。
無事R299に到着・・・。
いつものお店を出発したのが11時40分。製材所につまれた真新しい木杭などをのんびり眺めながら、いつもの通りに山伏峠を目指します。
結局下から上まで30分ほどかかったものの、勾配もゆるいのでふえた体重もあまり気にならずに済みました。
名栗げんきプラザの水道で顔を洗って一休みして、一路秩父を目指してダウンヒルがつづきます・・・。
あれに見えるが武甲山。
街角のベンチで一休み。
R299って二車線の国道で大ざっぱな印象があるのですが、山あいに来るとそうとばかりも言ってられないのか・・・場所によっては普通の路地みたいになっていてちょっと笑ってしまいます。
秩父市街にはいると前日6時のニュースでやっていた羊山公園の芝桜がめあてなのか、びっくりする程の大渋滞に。
公園の入口ではひっきりなしに車が出入りしていましたが、私としては桜よりもそんなにぎわい自体が目当てだったり・・・。
街中の薬局の店先に様子のいいベンチを見つけ、これからどうするかしばらく思案のしどころです(汗
ミューズパークに向うハープ橋。
園内の休憩所でお昼にします!
結局ひさしぶりに秩父ミューズパークに上っていくことに決定。ちょっとした峠の風情もあったりするので、ふざけた名前になめてかかってはいけません・・・。
園内からは秩父市内も一望できますし、広い遊歩道があるのでのんびりするにはもってこい。
ちなみにここって「アミューズメント」辺りの「ミューズ」をとって、ギリシャ神話風のよそおいにしているみたいです。
またまたよさげな鯉のぼり。
↑の休憩所で飲んだカルピスソーダ、自販機じゃ氷入りにはならないせいか無性においしく感じました。
食事はありがちなミートソースで味もほどほどだったのですが、半屋外の開放感のおかげでちょっと幸せな気分になってきました・・・。
結局公園内を横切って、K209=K43ぞいに小鹿野町内をくぐって国道へと合流いたしました。
R299に合流しました。
途中でくぐった小さなトンネル、なぜか恐竜のモザイク画がこわきにかかげられていて「なんじゃコリャ」とか思ってみたり。
R299は交通量が結構あるのと、いかにも国道なフォーマットなので旅情派にはちょっと辛いかも。
道ばたの景色が意外とのんびりしたものなので、何とも微妙な気分でとにかく先をいそぎました(汗
土坂峠へ至るみち。
明るく快適な峠道です。
「黒海土バイパス前」Sを右折して、K37−K71のルートを北上。ちょっとした気まぐれで合格ダムまで一のぼりして、自販機もあったのでスニッカーズでしばらくランチを楽しみました(笑
土坂峠って走り屋さんたちのメッカという話もきいていたのですが・・・道ばたにきれいなハナカイドウ(バラ科)が植えられていて、季節柄ほんわかムードが漂っています。
よく見ると「カイドウ街道」というとんでもない幟があちらこちらに立てられていて、これもよくある骨抜き作戦の一つのようでございます・・・。
峠をこえて群馬入り。
神流湖めざして一路東へ。
途中の急勾配で一度5分休憩をはさんだあと、つづら折れに入ってからは楽ちんでしたが・・・気にせず見晴らしを楽しみながらトンネルのある峠まで。
群馬側でもところどころに咲いている山桜を眺めたりしながら、ぼつぼつふもとへ下りていきました。当然こちらにはカイドウの花は咲いておりませんでしたけど(汗
神流川をわたってR462に出る辺りのGSに自販機があったので、思いっきりカロリーの高そうな炭酸飲料を飲み干しました。
日の長い季節とはいえ、時刻もいつしか午後5時にちかくなってしまいましたので・・・きょうの旅路はここら辺りがシオといったところです。
川ぞいの街並み。
そろそろ暗くなるワンよ・・・。
「鯉のぼりと恐竜の里」というキャッチフレーズに多少の無理は感じたものの、お昼前に来ていたらもっと楽しめたかな、という印象。
ダム湖特有の細かいのぼり返しがあったのと、早く帰りたいのとでいささか長く感じた道中ではありましたが・・・。
日没がせまってくると湖畔の景色もセンチメンタルになってくるので、それなりにきちんと帳尻はあったようでございます。
藤岡市内、浄法寺Sにて。
街の灯りが目にしみて・・・。
ライトの電池が切れかかっていたので、暮れかかるダムサイトを過ぎてヤマザキショップを見つけたときには少しホッといたしました。
もっともそのすぐ先には24Hのコンビニもあったのですが、おばちゃんと多少の世間話ができた分だけオトクな気分になってみたり。
あとは以前来たことのあるJR八高線「群馬藤岡」駅から輪行すれば自宅までは大した手間もありません。
時間に余裕もあったので、市内で夕食を食べてからのんびり車窓の人となった次第でございます(汗
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