2007年4月28日
ふらっと秩父4 |
みなさんこんにちは!!
4月に入ってからも意外と気温が低かったりして、なんだか冬に逆もどりしたんじゃないか・・・なんて思っていたりもしたんですけど。
どうやらぼちぼち本格的に春めいてきたようなので、ここらがツーリングの行きどきかな〜なんて気分で今日も出かけてまいりました。
新兵器のWライト。
そうは言っても朝方はやっぱり少し冷え込みますし、あんまり気張ってしまうと自分でやっていて面白くもなくなってきてしまいます。
そんな次第でけさも10時の出発なのですが、名栗ばかりだとさすがにバリエーションもなくなってきてしまうので、少しは遠出をする予定。
かぶと虫通りの自転車道。
いままでは山伏峠でのヒルクライムの記録が一秒でも速くなるように、なんて思って微妙に装備を簡素化していたりしたんですけど・・・。
そろそろ周りのお許しも出たようですし、あまり記録にこだわり過ぎずにのびのびツーリングを出来たらな〜なんて思っています(笑
たまご屋さんの看板が新作に!
装備といってもライトと輪行袋ぐらいの話なのですが、2灯にすると多少の山道でも安心ですし、ブルベ用のリフレクターも携帯してますし。
輪行袋があれば帰宅についやすエネルギーを旅先にかける事ができますし、走行距離を抑えられるので気軽に遠出ができる気がいたします。
きれいな藤棚がちらほらと。
上の写真のたまご屋さんは笹仁田峠を下ったあたり、いつものルートで毎回目にするものなのですが・・・新作も気合の入ったデザインです。
黒沢川の川べりで何気にのんびりひと息いれて、コイノボリのはためく小山をこえると山王峠へと向う小道の入り口です。
ロードの方とランデブー。
ふと見ると丘の上の民家の庭先にちょうど桃の花が見頃に咲いていて、どうしても撮影して欲しそうだったのであれやこれやと悪戦苦闘。
そんな時にたまたまロードの方がわきを通り過ぎたので、せっかくなので峠まで少し後からペースを合わせて様子見をしておきました。
名栗のお団子屋さんから。
ま〜そろそろ相手が手加減してくれれば迷惑にはならない位にはなったと思うのですが、私はソロが好きなので違う意味で迷惑ですし(笑
もうあと10%ぐらい速くなれれば今年は御の字かな〜なんて思ったりいたします。無理にピークを作っても続かなきゃ意味ないわけで・・・。
山伏峠のやまざくら。
そんなこんなでいつものように峠の手前のわき道へ。大鳩園キャンプ場もGWということでにぎにぎした雰囲気で、何だかちょっと勝手が違ったり。
売店ですいかアイスを買ってベンチに座ってひと休憩。武蔵村山で買ったおだんごをほおばって今日も至福のひとときです・・・。
R299までやって来ました。
山伏峠は今日も頑張って上りましたが、記録の方は前回同様といったところです。リュックの輪行袋が中でもさついて少し上りにくかったかも。
この辺りからにわかに雲行きが怪しくなってきて、さっきのキャンプ場で虫干ししていた布団が一体どうなったのか今になると心配だったり。
雷雨がやってきて大わらわ。
そんな中でも輪行袋がある余裕といいますか、道ばたに開いていた露店で鮎の塩焼きなんかをパクついたりもしていたのですが・・・。
お店のお姉さんと話をしていたら、今日は雷雨の予報だと聞いてびっくり仰天。ふもとの道の駅まできた辺りで本当にそうなってしまいましたし。
芦ヶ久保からの登りです。
噂にきく芦ヶ久保の坂道がどんなものか、よせばいいのにちょっと試してみたりしましたが、途中からアホみたいな勾配になってあえなく撤退。
案内板をみて道の駅から秩父がわのルートが近くていいかも・・・なんて思っていましたが、今度きたら反対側を試すことにします(笑
道の駅を見下ろして。
それでもコンクリ舗装をしばらく登ってみたのですが、降りて来たオバチャンに「あるいた方が早いかもよ」とアゴに一発くらってKOまけ。
ここから上までの1/3もこの勾配が続くらしいのと、雲行きがピカピカゴロゴロと怪しいのとですっかり意気も消沈に・・・。
武甲山も雲にまみれています。
こんな時に山にでも登っていたらガスで何も見えなくなって大変だよな、なんて少し思ったりしながらとにかく秩父まで降りて行くことにいたします。
この際なんで図書館で郷土史の資料でもみて帰るのも悪くないかな〜なんて考えていたら、芝桜で有名な羊山公園の入り口に。
雨模様でも忙しく案内中。
こんな日でもここだけはとんでもない客入りで、あちこちから観光バスがやってきてズラズラ行列をする人たちが右往左往といったところ。
芝桜の丘の手前には屋台村が設えられていたので、鉄下駄号を駐輪してちょっと見物していくことにいたしました。
羊山公園の芝桜。
芝桜の丘は外からでもそれなりに鑑賞できるようになっているのですが、この際なので料金を払ってしっかり中をみることに。
ずぶ濡れで気分もヘコんでいた時だけに、浮世ばなれした芝桜をみて何だかとってもなごんだり。ついつい人まねで接写なんかもしたりして。
市内も殆ど歩行者天国。
さっきまでの暗雲は一体なんだったのかといいますか、観光客の集団パワーにはそんなもの全然関係ないといいますか・・・。
気がつけばお花畑に青空までもが戻ってきて、武甲山も何事もなかったかのような顔をしてこっちをじっと見ているような(笑
嘘のような晴天が戻ってきました。
もっとも雨も大粒だったのと、風上の方に晴れ間が見えていたのでその内止むとは思っていましたが、却ってさっぱりして絶好のお散歩日和。
何となく食欲も戻ってきたので屋台村でアイスとお好み焼きとカキ氷を平らげて、おみやげにキーホルダーだけ買って公園を後にいたしました。
県道の分岐で一休み。
ちなみにカキ氷は色んな色のシロップを自分で掛けるスタイルだったので、ちょっと芝桜っぽくグレープとイチゴで色合いを出してみたりして。
秩父市街の路地裏をふらふら見てまわりながら、K72−K209とつないでミューズパークの南端まで続く坂道をエッチラ登っていきました。
「道の駅龍勢会館」から西へ。
今年はこれから奥秩父方面にちょくちょく行こうと思っていたりするのですが、ミューズパークをどう越えるかが何気に課題になっています。
結局中をくぐるのが一番らくでいいかな〜なんて思いながら、R299−K283と北上して以前来たことのある道の駅までやってきました。
うば桜が咲き残っておりました。
名栗のだんご屋さんで買っておいた草餅を一つパクつきながら、まだ時間も少しあるので城峯山方面の県道をぐるっと回れるな〜なんて。
川の手前の分りづらい分岐を右折してしばらくは鄙びたいい景色だな、なんてのんびりしていたりしましたが、しばらくすると激坂続きに・・・。
そろそろ夕まずめの時刻です・・・。
きょうも後先考えずに重めのギヤで走ってきたので、ここまできて予定外だよな〜なんて先が思いやられた次第なんですけど。
どうにか林道の入口まで漕ぎつけて、ちょうど町境で様子もいいので再び草餅休憩に。あとで調べたらここって有名なヒルクラコースだったみたい(笑
山の上にはのんびりとした集落が。
ちょうど時刻もいい頃合いに入ってきて、山に映える夕日がちょうど目線の高さでいい雰囲気の景色になってきました。
最後の最後まで勾配がキツくて思わず足までついてしまいましたが、やっぱり15%位までは脚力を使わないで登れた方がいいかな、なんて。
「秩父華厳の滝」です・・・。
最近ひまなのでちょくちょく郷土誌なんかを読んだりしているのですが、たまたまこの辺り(皆野町)のものを何気に見てきた後だったりして。
じっさい街並を見て歩くのにヒルクラは関係ないじゃん、とか思っていましたが、秩父はどこもかしこも坂だらけなのでそうも言ってられなそう(笑
一路道の駅まで戻っています。
目当てだった華厳の滝(道路から50m)を土産話にちょっと見物しておいて、様子のいい集落の中を駅方面へと延々くだっていきました。
ふもとで何気にザックの中を確認していたら、冬用のアンダーがどこかへ行ってしまっていたので正直パニック状態に・・・。
とりあえず諦めて(前向きに)長瀞見物でもしようかと一瞬思ったりいたしましたが、性格的にそれは出来ないので戻って心当たりを調べることに。
ちょうど時刻も夕暮れ時で、こうなったらナイトランでも仕方なし・・・なんて思っていたら、道の駅のゴミバコの中で奇跡の再開に成功しました(笑
飯能到着は夜9時25分。
一旦すこし戻ってK37−K270−R299の順で市街まで戻ってきましたが、もう今日は色んな意味でお腹いっぱいなので自走はせずに帰ることに。
さすがに西武線でかなり遅くまで飯能行きの列車があるので、これなら安心して秩父めぐりもできるよな〜なんて思ったりしておりました。
R16を越えて家路につきます・・・。
距離的には自走すれば200km近くまで行く勘定だったのですが、それより車窓の人になる方が何かとリッチな気分でもありますし(笑
R299の正丸越えももう散々やったので、390円でガタンゴトンと各駅1時間の休憩タイムを取る方が(しかもボックス席ですし)おいしいかと。
飯能駅の南口でどうにか鉄下駄号を組み立てて、美杉台ニュータウンの坂をこえたらK195−K28とつないで勝手知ったる岩蔵温泉へ。
この帰り方だったら夜の9時すぎまで秩父にいても、特に苦もなくふらっと帰ってこれるよな〜なんてちょっと手応えなんかも感じたりして・・・。
輪行袋のたたみ方を工夫したらモッサリした感じがなくなったこともあり、何となく気分爽快で少し肌寒い中を無事に帰宅した次第です。
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