2007年5月11日
ふらっと秩父5 |
みなさんこんにちは!!
今年に入ってからのリハビリもそろそろ軌道に乗ってきて、あまり頑張らずにぼちぼち積み重ねるスタイルも見えてきたかと思うのですが・・・。
距離を走っているからツーレポが成立している、っていう誤解がなかなか解けなくて一時は苦労しましたが、ようやくそれも収まったようですし。
瑞穂町役場の辺りです。
そんな次第で少しは遠出をしてもいいかな、みたいな気分になってきたので、この日は様子見に奥秩父まで足をのばすことにいたしました。
朝から物すさまじい西風がびゅうびゅう吹き荒れていて、いきなり出足から吹き飛ばされそうな中の道中だったんですけど(汗
稲穂が倒れそうな突風・・・。
峠とちがって中々伝わりづらいのですが、放っておくとあっという間に止ってしまいそうな勢いの暴風で何とも辟易させられたりも。
出発は朝の8時とこのところにしては少し奮発してみた次第なのですが、この調子だとどうなる事やら先が思いやられてしまいました。
山王峠へと続く道。
さいわいとお天気の方はバッチリ快晴にめぐまれて、路地裏でみかける茶畑の緑もいかにも元気よく目に映えていて思わず写真に収めたり。
緑といえば瑞穂町内の裏道ぞいの民家の庭にとてつもない木が一本はえていて、なんだかこの世のものとは思えない佇まいなのですが・・・。
鳥居観音の藤棚です。
先も長いのでかいつまんで話をしておりますが、実際にはツーレポに乗せない事も色々見て回っていたりするのが実情です。
とりあえず沢山取材をしておいて、あとで枝葉をバツバツ切りそろえて書くのが手順といった所なのですが、やってみると意外と大変かも・・・。
裏道から県道に出た辺り。
そんな訳で写真はもう名栗地区内に入ってきておりますが、さすがにもうこの辺は完全自動化してきてしまって余りコメントする事もないような。
上の写真は県道でいうと橋を渡って一区切り、といった所になるのですが、向かいの階段を上るとちょっとしたお社までお散歩できたりも。
何気にいつもの酒屋さん。
5月5日も過ぎてしまったわけなのですが、まだまだ街中にはコイノボリが空を泳いであちこちで写真を撮ったりいたしました。
結局いつもの酒屋の店先にあるチープなコイノボリが一等賞になってしまった訳なのですが、これは性格なのでいたし方のない話です・・・。
峠の手前は工事中。
ここらでちょっと小腹がすいてきてしまったので、お店でモナカとジャムパンを買って一休み。トイレも済ませてしばらくのんびりいたします。
ずっと続けている練習なのですが、平らな所から10%位の斜面に場所を移しただけで全然負荷がかわってしまってちょっとお疲れ気味。
いざ秩父市街へと向かいます。
山伏峠は目印にしていた頂上の黄色いテープがはがれてしまって「あれあれ」なんて思っていたのでこの時点では極楽とんぼ。
少し下の林道入り口でしばらく時間をつぶして横瀬方面へと下っていきましたが、突然右目が痛くなってきてちょっと不安になりました・・・。
大丈夫かワン?
ずっと向かい風だったので、どこかで小石でも当たったのかと軽く考えていましたが、いつまで経っても痛みが引かないので目薬でも買うことに。
パチンコ屋さんの幟が風にゆられているのを見て、コイノボリと違ってこっちは一年中だよな〜なんて考えていたのでまだ少し余裕もあったり。
ドラッグストアから武甲山。
羊山公園の辺りでふと横をみるとドラッグストアの看板が目に入ったので、渡りに船と立ち寄ることにいたしました。
目薬のほかに補給食のカロリーメイトを沢山買い込んで見知らぬ山道に備えましたが、ここって向かいにスーパーもあって何気に便利そう。
県道43号線との分岐です・・・。
秩父の中心地から奥秩父へ向かうルートはR299がメインになるかと思うのですが、地図上だとちょっと迂回して何気に面倒くさそうな。
「ミューズパーク」のある小山を避けてこうなっているのですが、いざ走ってみると快適で遠回りしている実感はあまりなかったかと。
日差しが眩しい真直ぐな道。
古いY字路やらトラック専用の休憩スポットやらを眺めながら走っていると、ここも案外いい感じだな〜なんて正直思ったりいたしました。
おかしな事に西へ向かうにつれだんだんと道が良くなってきて、何となく都会的な落ち着かなさが出てくるのがちょっとキツい感じかも。
黒海土トンネルS前のコンビニにて。
ちなみにもう忘れてしまわれたかも知れませんが、ここまでずっと向かい風の中を延々走り続けて正直しんどかったです。
気温はほどほどだったのですが、アスファルトの照り返しもきつくてどうにも目が痛くなってきてしまい、コンビニの駐車場でしばらくダウン。
未体験ゾーンに突入です・・・。
トイレで鏡を見てみたところ、それほど赤くなってもいなかったのですが、右目がぼんやりしてはっきりものが見えない状態に。
休憩中に多少よくなったように思ったので先を目指してしまいましたが、この先もトカゲの日干しみたいなルートが続いて辛かったです。
尾ノ内渓谷の入り口です。
今回の目的はここから志賀坂峠までのルートを実見しておくことだったので、ここで引き返すわけにもいかない・・・と思ってしまった次第。
さすがに国道ぞいだけあって、最初の内は意外と道沿いに商店もあって安心かな〜という感じですが、余り腰を落ち着けられる場所はなかった気がします。
どうにか志賀坂トンネル前に。
かなり行ったところの尾ノ内渓谷の入口に木蔭のバス停があったので、これ幸いとしばらく休憩しましたが、やっぱり道沿いなので今一居心地がいいとはいえません・・・。
カロリーメイトと麦茶でぼつぼつ補給をしながら、ズブズブの状態で志賀坂峠まで到着することになりましたけど、最初なんでこんなもんかと。
よせばいいのに八丁峠へ。
ここまでで自宅からちょうど100kmだったので一つの目安になったのですが、こう風が強いと体感のイメージがいまいち分からないかも。
トンネル前は眺望がよくて一息つくには悪くないかと思うのですが、その分ゴミが多くてやっぱりいまいち「ほっと」出来ない気がします・・・。
峠の休憩所から見た絶景です!
そんな次第でエッチラ上って八丁峠までとにかく行くことにしたのですが、あまり頑張ると目にさわるのでぼちぼち休みながらの道中に。
%の書いていない勾配表示なんかを見て少しビビッたりもしましたが、実際は大した勾配のところはなかったように思います・・・。
トンネルを越えて折返し。
こんな山奥なのに峠には立派な休憩所があって、絶景をひとりじめしてしばらくぼんやりしていましたが、これってとっても贅沢なような。
そうは言っても右目はぼやっとしか見えていないので、せっかくの景色も実質左目だけしか記憶に残しておりません・・・。
鉱山街を下る清流です。
ここまで来れば引き返しても先へ行っても同じことですし、ふもとまで降りれば土地鑑のある中津川渓谷なので却って安心です。
しばらくすると鉱山の施設や住居なんかもあったりしましたが、古びた街灯をしばらく眺めながら何となく物思いにひたったりして。
一転して整備された道に。
さらに下ると簡易郵便局もある大きな鉱山施設の前にでましたが、ここに自販機もあったので知っておくと重宝するかもしれません。
ちなみにこの峠は結構交通量も多いので、出会い頭の事故がないようによくよく気をつけないと・・・と気持ちを引き締めたりした記憶があります。
ここまで来れば少し安心です。
三国峠へと続く林道の入り口にある見知ったトンネルを抜けて、左へずっと下っていけば道なりに距離も稼げます。
ちょうど鉱山の終業の時間と重なったのか、帰路をいそぐ車が続々とわきを飛ばして行きました。キャンプ場のお客さんかも知れませんけど・・・。
滝沢ダムで一休み。
この辺りは人家が一軒も見当たらないので正直心細くて仕方がなかったわけなのですが、ダムの脇に休憩スペースを見つけてちょっと一息。
あとから入ってきたドライブ中の奥さんが物珍しさにあれこれ尋ねてきましたが、こっちはもう目を開けていられない状態だったので・・・。
人工ループもライトアップ中。
やっぱり無理はするんじゃなかった、とひたすら後悔しながらあとは延々と西武秩父駅を目指すばかりな次第なのですが(汗
人工ループを下っているときにガサッと音がしたので何かと思って見てみたら、道路のわきに鹿が二頭あわてて逃げていく最中でした。
えらいぞマツモトキヨシ!
最初の予定では大滝温泉でまったりして・・・なんて優雅なことを思い描いていたものの、この調子だと温泉に入っている場合じゃありません。
たまらず「道の駅あらかわ」に駆け込んで、ベンチでしばらく仮眠をとった次第なのですが、ふと見ると地元の小学生が書いたイワナの絵。
何となく元気付けられてあとちょっと頑張ってみることに。蛍の光ギリギリで街道沿いのドラッグストアに駆け込んで眼帯を入手できたのは幸運だったと思います・・・。
ほうほうの体で西武秩父駅に到着したのは夜の9時すぎになってしまいましたが、まだまだ終電までは時間もあるので本当に助かります。
この際格好をつけてはいられないので地元の所沢駅まで輪行で帰ることにして、帰りの電車に乗り込んだところでつい眠りこけてしまいました。
※ちなみに目の方は帰宅してすぐ念入りにお湯で洗って、眼帯をしたまま一晩寝たら直っていました。
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