2007年5月13日
ちょっと名栗5 |
みなさんこんにちは!!
この所しばらく子の権現にも行っていなかったので、この辺りでちょっとご挨拶に伺うのもいいかな〜なんて思ったこの日のツーリング。
奥秩父方面に本格的に向かうためにも、近場もしっかり押さえておかないと足元が不安になるかな、とかいう按配で選んだコースとなりました。
かぶと虫通りの遊歩道。
今朝の出発も10時半だったのですが、さすがにこの時間になっちゃうとあちこち回っているうちにすぐ夕方になってしまう気がします。
6時スタートだと気合が入りすぎてしまって淡々と通いつめるには少し無理もあるかと思うのですが、ケツカッチンも良し悪しなので微妙です。
いつもの笹仁田峠にて。
武蔵村山市から瑞穂町にかけて、道幅もせまくて混雑する青梅街道を迂回するための路地裏ルートなのですが、ようやく頭の中で一つながりになった次第です。
こりもせずにガラス戸のところで自分の写真を撮ったりしてみましたが、鏡でもないときれいには写らないよな〜なんて思ってみたりして。
倉掛峠へと向かいます。
上の写真にも写っていますが、この辺りではやたらとローディと遭遇することが多かったので少し不思議な感じでした。たまたま時間帯が合ったのかな、とか思うのですが・・・。
岩蔵温泉裏のいつもの路地でも向うからロードの一団がシャカシャカ上ってきてちょっとびっくりしましたけど(汗
ワッカ舗装の倉掛峠。
いつものように山王峠をエッチラ越えて入間川ぞいのK70に出た次第なのですが、今日は名栗湖方面には向かわずに右折して倉掛峠方面へ。
子の権現もいいのですが、その前にいままで行きそびれていた「竹寺」方面へと寄り道をしていくことにいたしました・・・。
何を喋っているワンか?
じわじわ勾配を上げていく渓流ぞいの気持ちのいい木蔭の小道だったのですが、最後にコンクリ舗装があらわれて小休止をしてみたり。
5分ほどしてエッチラ上っていくと、デコボコの砂利道の先に小広い駐車場のスペースがあらわれました。
茅の輪の向うに本殿が。
山門のわきでオバチャン数名が車座になって何やらワイワイやっておりましたが、なるほど不許葷酒ってこういう事ね〜なんてボヤッと思ったり。
軽くテーマパークのノリが漂う庭園を抜けて、お座敷や売店のある一角の奥に有名な茅の輪の鳥居が待ち構えておりました。
次は子の権現へ向かいます・・・。
本殿の鐘の音色がとっても良くて、単純な私はそれだけで思わず幸せな心持ちになってしまった次第だったりします。
お土産にお守りとお札を買って、家内安全・世界平和の祈りをささげに食堂でそば膳(1200円)をたっぷりいただく事にいたしました。
お久しぶりの子の権現。
何でもここのご本尊は牛頭明王とのことで、ね・うし・とらの順で子の権現とアヤがあるのかな〜なんて無責任に思ったりした次第なのですが。
どっちかっていうと私もネズミというよりウシに近いかと思うので、その内またそば膳を食べにやってくるのも楽しみだな、なんて思いました。
日よけの屋根付き駐車場。
子の権現へ向かう坂道はさいごが結構な勾配で前回ヘタバリ通しだったのですが、さすがに今回はそれもなく無事ゴール・・・ともいきません。
「あと300m」の例の爆坂までは特に問題もなかったのですが、いきなりコケそうになったので後は黙って押すことにいたしました(笑
R299への出口です。
よく見るとウリモノの鉄の大わらじの前にも賽銭箱があったので、縁起かつぎに100円玉をひとつ放り込んでおきました。
以前好評だったわらじのお守り(カラーのやつ)をいくつか買って、門前にある自販機で一息ついてから南川方面へと下っていきました。
正丸トンネルの手前にて。
今まで実はR299をこっちから上りで使ったことは全くなかったのですが、歩道をエッチラ登る分には隣の交通量もあまり気になりません・・・。
そこそこ勾配もある中で高架下をくぐったりしていると、何度も通っているのに全然みしらぬ山道を散策している気分で楽しめました。
あきの来ない峠道です。
正丸トンネルからは先日上った小道を伝って「グリーンライン」上の絶景スポット刈場坂峠までエッチラ上っていきました。
上り口のところの小さな滝の辺りでしばらく佇んでいたところ、にわかにローディの方がシャカシャカ目の前を登って消えていきました・・・。
刈場坂峠で記念撮影。
刈場坂峠は木蔭もあれば眺望もところどころに切ってあってバランスのいい登りやすい峠道かな〜というのが正直な感想だったりします。
途中に様子のいい東屋があって、あそこでおにぎりでも食べたいな・・・なんて思ったりしましたが、またサボっていると思われてもシャクですし。
もう店じまいだワン・・・。
刈場坂峠では親子連れでドライブに来ていた人がいて、どういう訳か息子さんに気に入られて散々手を振られて恥ずかしかったり。
ここからは大野峠−白石峠をへて一まず定峰峠の御茶屋さんまでたどり着きましたが、ボーダー犬のいるお店はちょうど戸締りの最中でした。
林道をひた走ります・・・。
今日のもうひとつの予定は高原地帯の牧場を見物することだったのですが、一旦降りて激坂を上るのもしんどそうなので・・・。
お茶屋のおばさんに林道の入り口をきいてショートカットをする事にいたしましたが、迷いやすくてアップダウンもあるのでお勧めはしません(汗
高原のヘリポートでの一枚。
途中にちらほら人家もあったので、人影をみつけて道をたしかめたりも。コンパスなんかも取り出して万全を期しました・・・。
もっともどこへ降りてしまっても、輪行袋があるので結局大して変わりはないんですけど。せっかくなので迷わず行きたいものですし。
まずウシありきの宣言です(笑
地図にあった粥仁田峠のあたりで林業のおじさんに遭遇したので、ダメ押しに道をたしかめて牧場方面に向かいました。
期待していたとおりガラッと景観が変わってなんともほのぼのとした雰囲気に。風通しと日当たりのきまぐれなのか、やっぱり少し不思議です。
そろそろ夕まずめの時刻です・・・。
牧場の売店でソフトクリームといった所でもう6時をまわるところで、関係者のおじさんがちょうどクルマで帰る途中のようでした。
とりあえずヒツジさんの写真なんかを撮ってイソイソと北を目指しましたが、あちこちに分岐があるのでその都度地図を確認しながらの道中に。
もう県道なので一安心(汗
尾根沿いの道は峠とまた一味ちがって中々快適だったりしました。途中にツツジがきれいに咲いている場所があったので記念撮影なんかも。
もう一軒の牧場でも色々おいしいものがあるようだったので、今度来るときには早出してアイスクリームのハシゴをしたいと思います。
おいしい水のみ場がありました。
二本木峠−釜伏峠ときてまたまた分岐で一休み。最初はちょっと面倒くさいですけど、それだけコースに幅が出せるってことでもありますね。
地図にあった「長瀞渓谷」ぞいに寄居方面へと予定通りに抜けることにして、あとはずっと下りなので本日のツーリングも一区切りという所。
この辺りからもうふもとです・・・。
時刻も日没に迫っていたこともあり、正直渓谷を楽しむというわけには行きませんでしたが、代りに無料の水のみ場があってさっぱりする事ができました。
写真の奥に大きな白い建物が見えますが、ちょうどあそこがふもとの集落を抜けて国道140号へ出る「寄居橋」のある辺りになります。
秩父鉄道の踏切りです。
ここから県道をまっすぐ行けばぐるっと回って秩父まで行くこともできたのですが、もう時間も時間なのと風が強くなってきたので諦めました。
素直に国道をエッチラ進んで寄居駅方面へとむかった次第なのですが、国道とまわりの街並みのギャップがやたらと激しくてちょっとびっくり。
都心も真っ青の整備ぶり。
ふと目をわきにそらして鉄道沿いを見てみれば、何となくほっとする鄙びた感じの街並みではあるのですが、走っているのは超近代的な幅広の道路だったりして。
何かちょっと目眩を起こしそうなカクテルの中をとぼとぼ進むと市街地へと向かう県道との分岐(陸橋)にさしかかりました。
輪行準備も済ませてパチリ。
橋げたの脇の小さなトンネルをくぐり抜けて、にぎやかな国道から急にまったりした古い街道をトロトロ進んで駅前まで無事到着。
駅周辺には実は私が食事できる場所は少ないのですが(一軒おいしそうな食堂はありますが)、お腹もへっていたので駅前のライフマートへ。
駅のホームで一息つきます・・・。
周辺の古い町並みからはちょっとかけ離れた感じなのですが、ここで大抵のものは手に入るのでごそごそ食料を調達いたしました。
電車が来るまではまだ少し時間もあったので、一番はずれのホームまで輪行袋をかついで行ってベンチでもそもそ晩御飯にすることに。
ここまで来たんだから自走して帰ればあとは平地でいくらでも距離は伸ばせる次第なのですが、こっちの方が本当は私向きかな〜とか。
ガタンゴトンと一時間ほど電車にゆられ、すっかり気分もまったりした所で自宅近く(10kmほど)の箱根ヶ崎駅にぶじ到着。
ちょっと電車って温泉に近いかも・・・なんて思いつつ、駅前で鉄下駄号を組み立てて青梅街道を東に向かって帰宅いたしました。
|