2007年5月20日

 

ふらっと秩父6

みなさんこんにちは!!

 

この日は本当は奥秩父まで再遠征することまで考えていたのですが、ちょっと寝坊をしてしまったのと結局朝ごはんを食べてしまったので・・・。

 

出発は8時20分なのでそう遅くもないかと思うのですが、ルートのことを考えるとやっぱり6時発か輪行ってことになりそうです。

 

 

「八幡山口」の馬鹿げた坂。

 

 

始発の輪行だったら4時起きでも電車の中で眠れるので、あんまり気合が入った感じにもならずに済むかな〜と色々思ったりする訳ですが。

 

出発早々に11日同様の日差しの強さで、用意していたアイウェアも忘れていたので名栗ルートに早々切り替えた次第です(笑

 

 

2度目で制覇いたしました・・・。

 

 

上の写真の坂はいつも通っている武蔵村山市内の路地裏で毎回目にするのですが、つい思わず目をそむけたくなる勾配だったり。

 

ちょうど子の権現のろくでもない激坂と同じくらいかな〜と思ったので試しに登ってみましたが、キツいよりもむしろコワさが先に立ってきて・・・。

 

 

トカゲも日干しになりそうな天気。

 

 

一度挫折して帰ろうかとも思いましたが、とりあえず真ん中あたりを目標にしていける所まで行ってみることに。

 

開き直って下ハンドルでダンシングに切り替えたら意外と平気だったのですが、下りは怖いし危ないので普通に歩いて降りました(笑

 

 

ハンバーグ型の白い雲。

 

 

抜けるような青空といっても、時折雲の下にくるとにわかに薄暗くなってきてちょっとすごし易くなったりするのが何気に楽しかったりも。

 

自然と目が空を追うようになっていたので雲の写真をちらほら撮ったりいたしましたが、他にもエビフライ型の雲もあったりしてクスクス笑い。

 

 

倉掛峠へと向かう道。

 

 

山伏峠で練習をしたせいでヒルクラ上りのクセがついてしまっていたので、山王峠では本来のお昼寝ペースを確認しながら越えてみたり。

 

何かちょっと足が重いな〜と思ったら、さっき馬鹿坂を上ったばかりだった事をようやく思い出して自分で苦笑いをしておりました・・・。

 

 

子の権現へと向かう道。

 

 

倉掛峠はちょっとしたショートカットみたいなもので、その先にはしばらくキレイな県道がづついていたりいたします。

 

冷静になって考えてみれば、この辺って地元のスーパーもありますし実はかなりアクセスのいい地域なのかという感じ。

 

 

ようやくゴールイン!

 

 

・・・って、「あと300m」の標識がゴールとはいかにも不埒な宣言ですが、ここへ来ていただければ説明の必要もないかと思います。

 

途中の民家の庭先に親切にも一箇所水場があったりするのですが、変にこだわって後でオーバーヒートをしてみたり(汗

 

 

ついに激坂を制覇・・・。

 

 

勾配で言ったら「八幡山口」と同じくらいかと思うのですが、この坂のひどい所はいきなりヘアピンカーブなところ。

 

ちょうどゴルフのパッティングのように、念入りにラインを読んでゴミを片付けて、30分も休憩をしてからオモムロによじ登っていった次第です。

 

 

自販機前で一休憩。

 

 

実のところ冷静になってよ〜く見てみればライン次第でどうにか登れそうなイメージがぼつぼつ湧いてきたりしました。

 

真ん中らへんの木までをとりあえずの目標にして、その後はやけくそのダンシングでカーブの先までどうにか漕ぎつける事ができました(笑

 

 

猛烈な日差しの中を下ります・・・。

 

 

とてもじゃないけど無理だと思っていた子の権現の坂道を、とりあえずギヤ比x1.39で登れたのはちょっといい目安になったかな〜という感じ。

 

結局このわずか200m足らずのダッシュのせいで、このあと半日足がだるくてロマンの代償をひしひしと感じながらの道中だった次第。

 

 

ちょっと登って国道です。

 

 

朝のテレビで紫外線に注意、なんて言っていたのが今更ながらに思い出されて、まったくもって日差しの強さはハワイ並みかってくらい。

 

それでも南川の渓谷沿いならまだ我慢もできるというものですが、奥秩父のフライパン道路を走っていたら今頃どうなっていたことやら・・・。

 

 

正丸トンネルの脇道にて。

 

 

R299沿いのセオリーとして、すぐそばにある鉄道の駅前がいつでも休憩スポットとして利用できるというのがあります。

 

大抵は登山客のことを考えて居心地のいい造りになっているわけで、それを考えたらぶっちゃけ道の駅だらけ、みたいな話になったりも。

 

 

刈場坂峠の途中にて。

 

 

ジュースなんていくら飲んでも足りない位の感じだったので、正丸駅前でしばらく日差しをさけてのんびり休憩することに。

 

自転車旅行中のおじさんや10数台でサイクリングの準備をしている大学生やらでごった返していて思わずこっちがびっくりしたり・・・。

 

 

いい塩梅の木蔭が続きます・・・。

 

 

正丸トンネルの手前の横断歩道に女子部員のような女の子がいたので聞いてみたら、駅から正丸峠までのサイクリング大会だとのこと。

 

結局わたしは正丸峠へは向かわずに最近オキニの刈場坂峠をエッチラ登っていきましたが、この酷暑でもここは居心地が良くていい感じ。

 

 

峠のお茶屋さんで一休み。

 

 

何といっても上りきったところで屋根付ベンチで冷えひえのジュースを飲めるというのがありがたいポイントだったりします。

 

おまけに今日は空気の透明度が高いおかげで彼方の眺望もどこまでも綺麗にみえて、なんだかとっても幸せな気分になりました・・・。

 

 

県民の森から芦ヶ久保方面へ・・・。

 

 

ここは特別料理を出してくれるわけでもないようなのですが、カップラーメンやヤキソバなんかもあって軽く食事も摂れたりします。

 

その辺のアバウトな感じも私のツーリングのスタイルと合っているような気もするので、何となく居心地がよく感じるのかも知れません(笑

 

 

いよいよふもとに近づいて。

 

 

しばらくのんびり休憩してから、一路大野峠から秩父方面へと向かうことにいたしました。あちこちで武甲山の写真をパチパチ撮影したりして。

 

木の子茶屋」はふもとの道の駅にブースがあったので少し興味があって立ち寄ってみた次第なのですが、色々名物メニューもあるみたい・・・。

 

 

横瀬方面へと下っていきます。

 

 

ちなみに芦ヶ久保方面は激坂が予想されるので、登る以上に下りが怖いので止めておくことにいたしました(笑

 

風通しのよさそうな高台の一角(いちご狩りもできるよう)を越えてぼちぼち下っていくといつしかふもとの路地に到着しておりました。

 

 

秩父市街の路地裏です。

 

 

R299から羊山公園の坂を越え、いつものようにR140は避けてのんびりムードの路地裏へ回っていくことに。

 

地元のお姉さん(50代)に武甲山のことであれこれお喋りしたりしながら、浦山ダムとの分岐の辺りで国道に合流いたします・・・。

 

 

名物ラーメンがあるそうです・・・。

 

 

前回の奥秩父ツーリングでは命拾いをさせてもらった道の駅荒川でしばらく休憩。ココロの友のイワナの絵とも無事再会を果たしました。

 

今回はここから国道をはなれて一本裏手のルートを試しに走ってみることにいたしましたが、これが案の定なかなか風情もあっていい感じ。

 

 

走りやすくて空いています。

 

 

おおまかに秩父鉄道ぞいを走っているので、バイパス丸出しの国道よりもはるかに生きた心地がいたします。眺望も街並みも私の好みですし。

 

ラストコンビニよりもはるかに奥に小さな商店もありますし、三峰口の駅前にはお食事どころも2軒あるので利便性からしても良かったり。

 

 

てなわけでお食事タイムです。

 

 

どっちにしようかしばらく逡巡いたしましたが、何となく入りやすそうだったので適当に選んでカツ丼を注文いたしました。

 

おばちゃんとあれこれ話をしながらお腹をたっぷりとふくらませておきましたが、もう4時半なのであまり遠くまでは行けそうにありません・・・。

 

 

両神地区の三角バス停。

 

 

とにも角にもこれで大滝方面からの裏ルートは確保できたので、あとはふらふら両神エリアをぐるっと回って今日のツーリングも一区切り。

 

いつかは行きたい丸神の滝方面への分岐でちょっぴり物思いにふけったりしながら、見知ったルートをてくてく走っていきました。

 

 

両神神社でお参りも。

 

 

何となくこの辺に面白そうな空気を感じてしまったからなのか、辺りをキョロキョロみまわしてみると、中国山西省との友好記念施設があるみたい。

 

時間も時間なので今度の楽しみにとっておいて・・・と、神社のわき道の先に公園があるようなのでちょっと見物をしてみることに。

 

 

あれに見えるが神怡館。

 

 

ちょっぴり登って右手を見ると、何やらチャイナな門が怪しく目の前に佇んでおりました。こりゃ一体なんだろな・・・とエッチラ登ってみたりして。

 

ちょうど自転車で登れる傾斜のスロープをうねうね行くと、視線の先にはいかにも中国な東屋がそびえているではありませんか。

 

 

小鹿野市街への分岐です。

 

 

ちょうどいい位置にのんびり休めるいい場所があったもんだ、なんてぼけっと思ったりしていましたが、よく考えると何とも贅沢な気がしたり。

 

黒海土のバイパスを通るのはちょっとこりごりだったので、旧市街を通る裏道へとシフトしましたが、これが何ともいい雰囲気で正解でした。

 

 

小鹿野の中心街。

 

 

赤平川を渡る木蔭の橋をこえて道は古い市街地に入っていきますが、特にさびれた風もなく活気もあって個人的には秩父よりもいい感じ。

 

いままでここをパスして辛いバイパスを通っていたのですからいい面の皮だよな〜なんて思いながらいつしかエネルギーも湧いてきたりして・・・。

 

 

K43との分岐です。

 

 

秩父から奥秩父へと抜けるルートで一番気になるのがこのK43との分岐、それも特に皆野に向かって登っていく側だったりするのですが。

 

この際なのでちょっと寄ってみることにしたら、これが中々味のある細道ですっかり癒されてしまった次第です。

 

 

小鹿野市街の眺望も。

 

 

何となれば少し心細くなりそうな雰囲気ではあるのですが、どっちみち秩父市街から遠くもないので安心だったりもいたしますし。

 

ちらほらと民家もあって、ちょうどワンコの散歩の途中にでくわしたりもしたりして。進行方向と直角なのでその気がないと使わなそうですけど・・・。

 

 

見知った酒屋さんの前に出ました。

 

 

途中で「道の駅龍勢会館」からの帰路に使う道と交錯をして、頭の地図を微妙につなぎ合わせてちょっとエラくなった気分になってみたり。

 

しばらく休んで出発すると折りしもちょうど夕まずめの時刻にさしかかってきて、ごく当たり前の風景もなんとなくセンチな雰囲気に(笑

 

 

皆野駅前の様子です。

 

 

一旦交通量の多いほかの県道に合流してから、右折して荒川を渡るといつしか景色は皆野の駅前へ。ここも思ったよりにぎやかですね・・・。

 

ちょっとおいしそうな食事どころをちらほら横目にとらえつつ、三叉路の広場でちょっと地図を確認することに。

 

 

県道を寄居方面へと向います。

 

 

「親鼻橋S」で国道140号と交錯してこの先どうするか様子をみましたが、やっぱり国道ぞいに走るのは少ししんどそう・・・。

 

そんな次第で目の前からつづく路地を抜けてK82へと出ましたが、長瀞の辺りでは色々観光の目玉もあるようで今度はのんびり見たいかも。

 

 

気がつけば寄居橋へ。

 

 

寄居まで行けば夜になっても何の不安もないので、山にさしかかる夕暮れのなんかをぼけっと撮影したりなんかして・・・。

 

ちょっとしたピークをエッチラ越えて彼方を見れば寄居橋の目印になっている四角い大きな建物が目のはじに浮かんできます。

 

 

寄居市街を右往左往

 

 

駅の周辺には余り食事の場所もないので、途中でラーメンでも・・・なんて思ったりもしましたが、何となくスルーして輪行するのも止めてみたり。

 

鉢方城公園のわきをかすめて、以前から気になっていたR254の迂回ルート(K296)をちょっと試してみることに。

 

 

本川越の駅前です。

 

 

今朝見たハンバーグ型の雲が気になっていたのかどうなのか、いつしか東松山のインター近くのハンバーグ屋さんに足は向っておりました。

 

たらふく食事をしたあとは、ほとんど走行不可能な印象の川島町方面を迂回して、南から高坂橋−K256をへて川越入り・・・。

 

 

三芳町「上富S」付近。

 

 

ここから所沢をつなぐメインルートの県道6号がまた難物で、ここまで来て輪行するのもお茶目でいいかな〜なんて思ったりしましたけど。

 

きょうは迂回路探しがテーマのようになってしまっていたので、この際R254の脇を走るもう一つのルートにスイッチしたら結構快適だったりも。

 

 

なんだかんだで帰宅は深夜の12時をちょっと回ってしまいましたが、やっぱりナイトランになっちゃうとあまり面白い話題もないかと思います。

 

とにもかくにも気になっていたエリアをいくつも見ておけたので、個人的には意外と充実した一日だったよな〜なんて感じかも。

 

奥秩父方面は往復輪行で始発から秩父へ行くのが楽だし快適だよな〜なんて思いつつ、この日は無事に帰宅することができました。

 

 

 

 

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