2008年6月1日
多摩湖小景 |
気がつけば天気もじめじめした雨模様からにわかにカラっと晴れ上がって、せっかくの日曜日(私は休みじゃありませんが・・・)なのでワンコのお散歩がてら多摩湖の見物に行ってまいりました。
ま〜アルバイト(とあるバイト)の帰りがけに中堤防からみる朝方の多摩湖がやけにいい塩梅だったのでついつい思い立ってしまっただけなんですけれど・・・。
ワシは元気だワン!!
本当は前日に回った小雨模様の雰囲気のほうがいい感じではあったのですが、年がら年中デジカメを持って歩いているわけでもないのでそれは私とワンコだけの秘密といった所です。
たまにはツーレポも書かないといかんな〜というのと、そろそろ工事も終わりが近くなってきたので記念に何か書いておくのも一興かという気もいたしますし・・・。
イモムシも何やらモゾモゾ。
あんまりご近所のことを写真にとって出すのもはばかられるので、とりあえず出足はイモムシの写真でごまかすことにいたしましたが、何となく浮かれ気分になってしまう不思議な陽気かと。
サイクリングで堤防までの坂道を家族で競争しているマンガのような一こまにでくわしながら、わたしはトボトボとワンコに引きずられながらお目当ての堤防まで向います。
いつもボーッとする辺り。
せっかくのポカポカ陽気なのでしばらく昼寝でもしようかと思いましたが、すぐそばで老夫婦がお弁当を広げていたのですぐに退散。
ちょっと綺麗なお姉さんがいるインフォメーションセンターの脇を通って芝生のある広場でしばらくワンコが休憩タイム。まだ出発して5分位しか経っていないのですが・・・。
ようやく湖畔まで登ってきました。
日曜日ということもあって自転車に乗っている人たちもたくさん見かけましたが、ま〜よりどりみどりで一つかみにコメントはしかねるような。
わたしとしてはさっきの家族連れがやけに印象に残ってしまってあとはどうでもいいような感じというか、マヌケなヒルクライムほど楽しいものはないという事をぼんやりと記憶の彼方から思い出してみたりして。
またもや親子連れと遭遇。
最近ワンコのお散歩コースになっている湖畔の「富士屋」の前の自販機でミネラルウォーターを一本買って、ちょっと見開けた場所から取水塔の様子をぼちぼち眺めたりして。
すぐそばにもっとそばまで行ける展望所ができているのであまり意味もないような所ではあるわけですが、それが気分といった感じですし。ここだけ開けているのはお店があるからかな〜なんて思ったり。
安いアングルでご免なさい。
本当はこのまま多摩湖をぐるっと回って中堤防からも様子を見てこようかな〜という魂胆だったのですが、ワンコがへこたれて嫌がるのでその辺はすべてはしょって展望所へ・・・。
結局総走行距離1kmといった所なのですが、「ツーリングは距離ではない!」「自転車もあんまり関係ない!」と普段から私も言っていることでして(お前が言うなといわれそうですけど)。
ペット乗り入れ禁止、なるほど。
・・・ということでワンコに乗って立ち入るのはあきらめて、普通にひきずられつつ展望台まで。
ま〜あんまり堅いことはなしといいたい所ですが、いちおうサイトは公共物なのですばるはここで置いていったことにしておきます(汗
サクの向こうは工事中。
今回の目当ては今しか撮れない「工事中の多摩湖」を記録に残しておこうかな〜という辺りでもあったわけなのですが、却ってあとになってみればこの手の写真の方が貴重になってくるような。
どうせ私がサイトに書くと、大してアクセスもないのにブロガーたちが大挙して同じアングルで同じコメントを書くためにやってきそうですが(それのどこが「同じ」だと私は声を大にして言いたいですが)・・・。
資料写真その1。
失われつつある工事現場の風景を後世に残してみたい、というひねくれた動機といってしまえばそれまでですが、これはまたこれで一つの風情といった所でも。
ボコボコに破壊されちゃったかな〜と思っていたなつかしの場所も意外とそのまま残っていたりするので拍子抜けというか何と言うか。
そらとよく遊んだスロープ。
ちなみにフェンスが映っていないからといって別に乗り越えたわけではなくて単に上から撮っただけのことですので誤解のなきように・・・。
世の中には歩道を走っているか車道を走っているかどうかを確認するためだけに私のツーレポを読んでいる人たちもいる位ですので、ちょっと疑心暗鬼になった位で丁度いいような(余人にはわかるまい)。
ま新しい堤防の敷石。
フェンス越しに湖面を眺めて青春を謳歌しているカップルを横目にみつつ、ベンチのある展望台までてくてく歩いていきました。
取水塔の前に現場の幟がはためいていて、それが何となくいい具合というか、ありそで貴重なひと時代の風景のような気がちらほらとしたりして。別に私はロマンチストじゃありませんけど。
こんな感じ。
すばるもそらも飼う前から、もう20年以上も前から毎朝ワンコの散歩で通っていた堤防ではあるのですが、色んな人の思い入れのある場所なだけに適当な工事にはならなかったようで安心しました。
一遍だけ行ったことのあるインフォメーションセンターのお姉さんもまずまず綺麗ですし、守衛のおっさんも愛想良く挨拶してくれるのでもうちょっと我慢するのは仕方ないかという気分。
ワンコとよく遊んだ堤防下のダート道。
ま〜分りにくい入口からここまでほんの20m程なのですが、一見さんでいくツーリングとはウンチクの深さが違うのである意味200kmより長いような気も。
どういう訳か申し訳程度に多摩湖の魚と鳥の一覧が写真入りで掲示されていてついつい眺めてしまうのですが、オオクチバス(ブラックバス)やブルーギルも一緒なあたりに深い見識を感じてしまいました・・・。
はるかに見える西武ドーム。
ちなみに「そら」のお墓はあのドームの向こう側、多摩湖とは双子のような関係にある狭山湖の湖畔にあったりします。
毎晩夜勤のアルバイトに行くのに車ですぐそばを通るので、何となくほっとするというか何と言うか・・・。まあ「そこには私はいません」と言われればそんなことは分ってもいるのですが、それはそれ。
カップル対策?
帰りがけに横目で見ると、以前よくワンコと座った坂の上のベンチが倒されていたのですが、これってフェンスを乗り越えてランデブーをする連中がいたってことなのかも。
まあフェンスくらい乗り越えないでどうする、という気分もするわけですが・・・工事中なのでこれはこれで仕方なしかと。
ありがちですが・・・。
ネタバレしちゃうとわざわざ奥多摩まで行かなくても、自宅から300mのところに「むかし道」みたいな場所があるといいますか。
湖畔のしめった風をまともに受ける場所だったりするせいか、ちょっとした見ごたえのある立ち木なんかもよさげに立っていたりします。
ぬかるみの中を引きずられ・・・。
春先には桜の花も満開になりますし、秋にはモミジもきれいに映えてま〜見る人が見れば地上の楽園といった感じではあるわけなのですが。
今年はバタバタしてアルバイトに行く車の中から夜桜見物をした位なのでちょっと残念無念といったところ。できればいつまでもここでのんびり暮らしていたいものですが。
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