2004年12月14日
九十九谷へ |
みなさまお久しぶりでございます。いよいよ肌寒くなってきた今日この頃・・・。
今年の峠ツーリングはもう無理かとも思いましたが、冬場とはいえ低山ならば話は別。半年ぶりにフェリーを利用して、千葉県は九十九谷に行ってまいりました。
前日洗濯しておいたアンダーシャツが乾いていなかったので、部屋で一時間ほど「着干し」をしてからようやく出発することに(汗
今朝の出発は3時50分。 街もまだ寝静まっています。
寝起きは注意力が散漫であぶないので、出足はビンディングを外したままスタート。先は長いのであせっても仕方ありません。
コースは自宅−玉川上水−国立の並木道−鎌倉街道ときて多摩川(関戸橋)です。デジカメで夜景がきれいに撮れたらいいのにな、なんて事を呑気に考えてみたりして。
一年前はここに来るだけでも旅行気分で、町田からの帰り道では「卸売市場」信号につづく街道の坂道で押しまで入ったものですが・・・。
町田市内「綾部」信号付近の 松屋で朝食。
この頃はまだ鎌倉街道のトンネルが開通していなかったので、いったん迂回してから駅のある辺りまで南下しておりました。
そんな訳でしぜんとちょっと一服、ひいう気分にもなってくるわけで・・・食事をしながらひと息入れて、きょうの予定を確認します。
町田の駅からは以前「あなじて」で教えていただいた境川サイクリングロードを南下することにしました。想像以上に走りやすい道で、雰囲気も最高なので私もオススメです。
町田駅の南口、5時50分。
意外にもひなびた風景で、 心が洗われる思いです。
よく整備された部分もあるかと思えば、にわかにダートになってしまったりもしましたが・・・。夜明けまぎわから散歩をしている方々も多くて、挨拶を交しているうちに不思議な感動を覚えました。
どうしてなのかはよく分りませんが、ツーリングを楽しむためにはこういう時間ってかけがえのないものだと思います。
ダートも終わり、再び神奈川県らしい 整備されたルートが続きます。
私も好きです、境川。
ふと気が付くと、足に色々ついてました(汗
犬の散歩中のようです。 本日のベストショット!
整備が行き届いていながら、 景色も最高。
理想的な空間です。
この辺りでランドナー乗りの万年青年氏と遭遇。すれ違う自転車乗りの方々と挨拶を交しながら37〜8km/h巡航で気持ちよく疾走しましたが、気が付くと風除けにされていたみたいですね(笑
写真をとるため停車すると、ランドナー氏は風のように去って行きました。
一体何重の塔なのでしょう?
橋をみると何故かロマンを感じます。 橋だけに「端っこ」だからでしょうか(汗
当初は途中でサイクリングロードを出て県道23号線に抜け、金沢自然公園を見物してから国道16号に向う予定だったのですが・・・ご想像の通り、調子に乗って走っている内に藤沢市まで来てしまいました(汗
ふら〜っと入った路地で よさげなお寺を発見。
7時40分になっています。
押し歩きで境内へ。 なにやら絶景の予感・・・
巨大なイチョウの木に遭遇。 ベンチや自販機もあって 「ほっとスポット」に認定です!
この「遊行寺」は一遍上人を開祖とする時宗の古刹のようです。「旅ごろも 木の根萱の根いずくにか 身の捨てられぬところあるべき」とうたった一遍さんですから、当然わたしにとっても守護聖人です(笑
偶然とはいえ、何かの縁を感じないではいられません。
じつはわたくし、柳宗悦の『南無阿弥陀仏』 を読んで以来の一遍ファンです。
ナンノちゃんと同じ位好き。
ようやく外界へ。 国道467号「藤沢橋」交差点です。
県道32号線で鎌倉方面へ。 大仏トンネルって・・・
これがその「大仏トンネル」。 そのまんまな名前ですが(汗
じつは大仏トンネルは堪能したものの、肝心のご本尊には今回も会えずじまい。気が付けば海風が吹いていて慌てましたが、入口が分りづらいのでしょうか。
「極楽寺」に向う坂の上から。 江ノ電です。
海です!
「ガンバの冒険」の気分・・・。
地元のマダムと海を見つめて。
去年来た時のことを思い出します。
このスタイルにも疑問を 感じなくなりました・・・
幹線道路の下には 砂浜に抜けるトンネルが。
50cm上をダンプが走行中(汗
すぐ先にはこんな光景も。
幹線道路のトンネルは交通量が多く、歩道もないので通行をためらっていると、すぐ脇を通る別のトンネルを発見。この際そちらへ向うことに。
トンネル内部。 歩道があれば問題ありません。
トンネルを抜けると、 逗子のリゾート街に出ました。
まさに「石原家」の世界でしたが、 写真は近くの魚屋さんです(汗
お察しの通り、 また道に迷っています。
伊達に「放浪記」を名乗ってはおりません!
どうにか県道311号に出ました。 9時11分です。
冬場なので影が長いですね・・・。
ようやく日差しが暖かくなってきました。
ワンワンだワン!
ちなみにこのルートは直進しているだけで道路の名称が二転三転するので標識には要注意。ちょっと疲れたので文教堂書店前の自販機コーナーで一服してから県道27号線に入りました。
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