2005年12月25日
凍り豆腐 |
・・・何でも写真が趣味ということで、野草か何かを撮影するための準備ということでありました。
余計なことですが、「私もデジカメでしょうもない写真を撮ってサイトで笑ってもらっている」という事実を告げたところ苦笑いのご様子で(笑
そろそろキリもいいので、鉄下駄号にまたがり一路山伏峠をめざして出発です。
上:峠といっても人家は多めです。 下:日当たりも良くて気分も上々・・・。
しっかり休憩&食事をとったのと、途中までは勾配もないので鼻歌まじりの峠行。つづら折れから先はにわかに激坂にも見舞われましたが、すべて想定内なので万事安泰。
予想通りとちゅうでロードバイクに抜かされちゃいましたが、あんまり気にせずまったり後姿を見送ることができました(笑
道すがら路肩にみかんの木を見つけたときは思わず停車しそうになりましたが、ここだけは締めておかないとカッコ悪すぎですし、そもそもドロボウになっちゃいます。
結局ぜんぶで30分ほど掛っちゃいましたが、無事山伏峠をこえて一路秩父方面を目指します・・・。
定峰峠へのアプローチ。 意外と開けた印象もありました。
今日は正丸峠へは向わずに、分岐を左折してR299へと下っていきます。日も短いのでそろそろ温泉でも・・・という誘惑を断ち切って次の目標へと気持ちを切り替えます(汗
「羊山公園」の近くの自販機コーナーで一服してから、市内へは入らずにK11を北上して定峰峠へと歩を進めました。
デジカメの設定をまちがえてメモリーが一杯になっちゃったので、あれこれ整理していたらこの辺の写真を消しちゃったのですが・・・。
高篠小近くの交差点でミネラルウォーターで顔を洗って仕切りなおしといった所。この季節、水を売ってる自販機ってかなりレアですわ。
上:名栗で買ったパンを齧ってひと休み。 下:定峰峠の駐車場です。
定峰峠への道のりはきれいに整備もされていたので快適でしたが、母胎回帰っぽい雰囲気はその分物足りない感じです(笑
いつもの通り峠のちょっと前で地べたに座って大休止。山伏峠手前の酒屋さんで買った黒蜜パンをおかずにしばし日だまりで放心状態。
あんまり長居をしても汗が冷えて辛くなってきちゃうんで、程ほどの所で引き上げてお茶屋さんのある峠へと向いました。
上:昔のジオラマ風のお茶屋さん。 下:母屋のわきでワンコを飼っています(笑
とりあえず前回同様もう一軒のお茶屋さんで食事をとったものの、どうしてもワンコの話をしたくなったのでお土産探しをダシにここへも潜入。
案の定↑の子はボーダーコリーとのことで、すばるやそらの事を話していたらいつの間にやら時間がどんどん過ぎてしまい・・・。
他のお客さんが見えたのをキリにして峠をあとにしましたが、またお土産話がひとつ増えました(汗
上:峠を下ったバス停のあたり。 下:落合S付近でそろそろ夕焼け・・・。
地図をみる限り、この辺りって裏道が入り組んでいてまだまだ色んなスポットを楽しむことができそうです。
調子が出ないとはいえ、もう一つ位は峠をこえておきたいのが本音だったのですが・・・もうじき日没っぽかったので遠慮しておきました(汗
今度来たときは長瀞渓谷あたりを見物してまったり時間を過してみたいものですが、それは次回のお楽しみといった感じです。
ちなみに落合Sの脇に個人系のコンビニがあったので、補給をするのに便利かな〜とか思います。
上:少し足を伸ばして寄居方面へ。 下:彼方にうっすらと街が見えてきました(涙
峠めぐりを諦めた代わりと言ってはなんですが、落合Sを左折して寄居方面へとふらふら進んでいきます。意外にアップダウンもあって景色もよかったのでちょっと得した気分でしたね・・・。
市内に入った辺りで「鉢形城公園」っていう道標を見かけたので、一瞬寄ってみようかとも思いつつもついつい通過。
荒川ぞいまで来てあと一歩で寄居といった辺りでいい雰囲気の公園を見つけたので、日暮れまでここでのんびりすることに決めました。
ちょっといい感じの広場に 自転車をとめ、園内をふらふら散策します。
まー、気がつけばここが鉢形城公園だったというのがオチなのですが、荒川ごしに見る夕焼けの景色は何ともいえない絶品でした。
公園全体を廻るのはちょっと無理そうだったので、川沿いの林を散策しただけでお茶を濁しましたが・・・よく考えるとお城の天守閣を置くぐらいの場所なんで景色のいいのは当然かも知れません(汗
上:彼方に見えるライフマート。 下:ぼちぼち出かけましょう・・・。
散策の途中でマムシ注意の看板を見かけたときはちょっとドッキリしちゃいましたが、なーんか間の抜けたノリだったので笑っちゃいました。
一応輪行袋も持ってきていたのでこの先どうしようかと悩みましたが、ここまでで100kmちょいしか走っていなかったので自走して帰ることに。
とりあえず駅前で何か食べてから、人気のあるR254づたいに家路につく事に決めて公園をあとにしました(涙
上:意外と簡素な寄居駅前。 下:路地を横目に街道へ出ます・・・。
前回車窓から見た感じだと随分都会っぽい印象だったのですが、ライフマート以外は昔ながらの街並がのこった昭和のイメージです。
鯛焼き屋でひと休み&定食屋さんで晩御飯って誘惑をどうにか截ちきり、次回の再訪を胸にちかって日暮れの街並をあとにしました(汗
上:R140を横切る歩道橋から。 下:玉淀大橋から見た寄居の夜景。
ここから先はすっかり夜になってしまって、否応なしに肌寒さが骨身にしみてきちゃいます。電車で帰れば箱根ヶ崎から10kmなのですが、それじゃサイトの体面が保てませんし・・・。
小川−嵐山−東松山−川越と、道路標識のキロ数をたのみにひたすらペダルをこぐ始末。旅情も何もあったもんじゃありませんが、この際仕方がありません(汗
上:関越東松山ICそばのレストラン 下:看板メニューの「爆弾ハンバーグ」!
夜間で交通量も多かったので結局歩道を利用しちゃいましたが、案外広くて段差もなかったので違和感は余り感じませんでした。
場所によっては工事の真っ最中だったりもしたので、整備事業の途中みたいな印象が強かったですね・・・。
ハンバーグ屋に着いたときには18時30分を廻っていて、お腹もすいていたのでたまらず逃げ込んじゃいました。
なんだかんだで暫くぬくぬく出来たのは良かったのですが、却っておもての寒さが辛くなっちゃいました(汗
上:川島町内でひと休み。 下:浄国寺そばの「田口」S
結局背に腹はかえられず雨具の上着をきこんでの防寒対策。川島町内に入ってくるとにわかに辺りも暗くなってきて、路面も荒れているので随分不安な道中でした・・・。
川越市内のR254では以前つらい目にもあっていたので、今回は途中の田口Sからエスケープしてちゃっかり市街にまぎれ込みました。
小江戸川越の古い街並に飾られたクリスマスイルミネーションが何とも不思議なおもむきでしたが、うまく写真がとれませんでした(涙
上:西武本川越駅前にて。 下:同東村山駅付近・・・あと2km。
気がつけばにわかにクリスマスムード真っ盛りの駅前の雑踏に放り出されていた感じで、なんとも違和感全開な目線をあびつつK6へ。
あとは勝手知ったる我が家の庭のようなものなので、特に問題もなく新所沢駅付近から所沢方面をまわって10時すぎには帰宅いたしました。
結局距離にして165kmとまあまあ稼ぐこともできましたし、何といっても馴染みの風景を再訪するよろこびを肌で感じることができたのが大きかったと思っています。
タイトルにした凍り豆腐じゃありませんが、頭の中で凍っていた記憶でももう一度あたためてやると何ともいえない不思議な味わいが出てくるといいますか・・・すいません、こじつけました(汗
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