2006年3月20日

 

春いちばん

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標高差もないのでならし運転にちょうどかも・・・という目論見は完全にパアなっちゃいました。

 

小菅村から峠の分岐まではホイホイ上れていたものの、そこからいったん下っての上りはまったくもって想定外。

 

あとの祭りとはこのことですが、のんびりし過ぎの私にはちょうどいい薬かもしれません(笑

 

 

♪何じゃらほいのほい。

 

ようやく峠に到着!

 

 

この時点で10時44分と、ワンコ連れの奥さんとお話してから1時間もたっています。

 

あちこち休んで達成感は何にもありませんが、その分途中のけしきが目にしみたのでまずはチャラといったところでしょう・・・。

 

ちょっと下った先でむこうから来るローディの方とかるくご挨拶。あとはだまっていても先へ進むので助かります。

 

こっちからの方が勾配がゆるめかとも思ったので、こんどは無理せず裏まわりで来ようかな〜とか思います。温泉にも入れますし(汗

 

 

 

ぽつらぽつらと休憩しつつ、

のんびり風景を楽しみます・・・。

 

 

上の写真はちょっとよく撮れたかな〜とか文字通りの自画自賛ではありますが、自転車だとほんとに何でもないところが気分よかったりします。

 

この辺りは緑地公園として整備もされているみたいなので、なにげに散策してみても楽しそうです。屋根つきベンチにトイレもありましたよ。

 

 

 

行きとはちがって、延々と

道がつづくイメージかと。

 

 

 

つづら折れを下って

飯尾の集落に入っていきます・・・。

 

 

カーブミラーを越えた先でパッと視界が広がって、にわかに集落のようすが目に入ってきたときには少し感動しました。

 

ちょっと行った先には商店もあったりするので、休憩スポットとしても押えてみたく思います(汗

 

その後もときどき停車してちょっとした写真なんかを撮りながら、のんびりと鋭気をやしないながらの道のりです・・・。

 

 

トンビを撮影しそこねた・・・

と、思ったら影が写っておりました。

 

 

川向こうになにやら建物を発見!

 

 

そば打ちなんかもできる地域の活性化センターのようですが・・・気がつけばもうお昼ちかくになっていたので、ここでお昼といたしました。

 

小菅村であれこれ話をしたこともあり、ここはフンパツして1500円の鶴御膳を注文することに。

 

しばらくのんびりできたおかげで体力は回復したものの、食べすぎでお腹が余計にでてきてしまったのは想定外です(汗

 

 

ほどなく田和峠?に到着しました・・・。

 

 

なんかちょっと中途半端なのですが、現地で標識を見かけた気がしたので調べてみました。

 

地図にものっていないのですが、他の方のサイトによるとやっぱり峠でいいのかな?

 

正式名称が「田和」と峠の文字がないのは、「大ダワ」「大タルミ」とおなじでそれ自体鞍部の意味があるからだと思いますが(汗

 

 

 

気持ちのいい小道を抜けて、

いよいよ棡原へと入ります・・・。

 

 

 

きれいな梅に目をさそわれて、

この辺りでおみやげでも・・・なんて気分に。

 

 

いろいろ凝ったものがありそうな雰囲気だったので、思わずトウフ屋さんに入って物色させていただきました。

 

試食してみたところブルーベリーおから蒸しパン?が美味しかったのですがあいにく品切れとのこと。

 

ひょっとして一個あるかも、と探してきていただいたので他のものと一緒にうるさい母へのおみやげといたしました(汗

 

 

 

細い峠道と思うと一転、

整備されたきれいな道路に。

 

 

いぜん旧甲州街道から棡原へと来たときには小雨模様の夜だったので、今回はずいぶんと印象がちがいます。

 

なつかしい甲武トンネル方面との交差点でちょっと「ほっと」して、次はどうしたものかと思案にくれました・・・。

 

以前とおんなじ道もつまらないし、と思ったら奥のルートは工事中で通行止めになってました(汗

 

 

 

上:彼方にうかぶ集落

下:思い出の?コンビニ

 

 

談合坂SAに立寄ったりした前回は、夜間にこのアングルから遠くに浮ぶ集落のようすをみて思わず涙しそうになった覚えがあります。

 

涙で写真がピンボケだったので、残念ながらアップできずにおりましたが・・・。

 

個人経営のコンビニって色々大変だとは思うのですが、それだけに生き残っているところには何ともいえない味があるような気がいたします。

 

 

 

次第に賑やかになってきて、

気がつけばR20に到着です。

 

 

いつもは辟易している国道20号線なのですが、おいしい所だけつまみ食いすれば風情もあってなかなかです(汗

 

上野原の街並みはほんわかしていて好きなのですが、ここから八王子までは精神的に少しキツいですね・・・。

 

すこし先を左折して、K521を北上して挨拶がてらに和田峠を目指しました(無茶かも)。

 

 

 

上:工業団地の脇を抜け・・・。

下:ちょっと上っただけでダウン。

 

 

茶畑を見下ろす絶好の位置に立木をみつけ、こかげでしばらくおにぎりタイム。木蔭といっても枯れ枝なので、ホントに気分だけの問題ですけど(汗

 

和田峠は後半けっこうキツいので、ヘタレてクタビレた今の状態じゃ無理だよな〜と20分ほどぼんやり。

 

何気に風が冷たくなってきたので、とりあえず先へ進んでおこうと日だまりをあとにいたします。

 

 

 

上:棡原方面との分岐を過ぎて・・・。

下:見慣れたT字路に到着です。

 

 

必ずしも目立った峠じゃなくても、上の写真みたいな「つなぎ道」もまた楽しいもんだな〜などとうかれながらの道すがら

 

T字路を過ぎてからは以前来たときは何でもなかった勾配で早くもヒイコラいって休み休みのていたらくなのですが・・・。

 

 

 

佐野川集落の様子。

 

 

道すがらにある地元の酒屋さんの前でまずはひと休憩。さてそろそろ・・・と少しのぼって渓流ぞいの木蔭でふた休憩。もう少し先まで頑張って、いよいよもってダウンしました(汗

 

いよいよもってガス欠なので、コンクリ階段の下でしばらくほんとの大休止。偶然とおりがかった地元のオジさんと会釈をかわして、あとはひたすらをながめておりました・・・。

 

手前で2時間ぐらい休めば良かったかも、と思いながらも「どうせ休むなら峠の方が気分いい」というジレンマだったり。

 

 

 

終った足をひきずりながら、

峠をめざして一歩づつ・・・。

 

 

途中で地べたに腰をついてへこたれていたら、少し先に山菜取りのご夫婦が目にとまりました。

 

しばらくして通り過ぎたら奥さんの方が「頑張ってね」とおっしゃっていたのは、すっかり一部始終を見られていたということでしょう(笑

 

われながら余りに情けない・・・と思って振り返ると、びっくりする程きれいに富士山がそびえています。

 

おかげでちょっとだけ気分をよくして、13%勾配でふらふらしながらようやくに到着しました。

 

 

彼方に八王子市街を見はるかし・・・。

 

市街に入って、浅川ぞいの小道です。

 

 

最初はここから醍醐峠を通って裏コース、とも思ったものの、どこで休んだのかもう16時になっていたので諦めました。

 

八王子方面の下りはそれこそトンでもない勾配なので、ズッコケないようにコントロールするだけで手がいたくなってきます・・・。

 

ようやく峠の入口にあるよろずやさんで麦茶を買ってひと休み。ハイカーの方たちも見かけたので、下りで飛ばすと本当に危険です!

 

 

 

多摩大橋の手前、河原の

土手でたそがれタイム・・・。

 

 

陣馬街道から市街に入り、国道ぞいの喧騒をさけて浅川ぞいにのんびりポタリング。

 

あとはいつもの通りのルート(多摩大橋―玉川上水)で帰宅いたしましたが、その前にちょっとひと休み(笑

 

多摩大橋の手前でちょうど日没になったので、思いっきりたそがれる事にして今日のツーリングのお開きでございます・・・。

 

 

季節はもう春、とはいってもまだまだ梅の見頃です。今日のルートでもあちこち梅花のいい香りでずいぶん癒されちゃいましたし。

 

梅花、梅花、満天下・・・と、いとしのテレサ・テンの歌を思い出してしまいましたが、オッサンくさいのでこの辺にいたします(笑

 

 

 

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