2007年5月31日

 

こっそり丹沢

みなさんこんにちは!!

 

ことしのテーマは名栗・秩父をくまなく回るってところにおいているので、どうしてもそっち方面ばかりのレポートになってしまうのですが・・・。

 

せっかく地面は360度も広がっているので、そろそろ他所へ浮気に行ってもいい頃かな・・・といった気分で目先を変えてみることに。

 

 

武蔵村山市内を南下します。

 

 

出足はいつもと同様に青梅街道を西へと向っていったのですが、箱根ヶ崎の手前(日帰り湯のところ)で南へ折れて丹沢方面へ。

 

この道だけやけにきれいに整備されてるよな、とか思っているとこの所ちまたで話題の「ダイヤモンドシティ」の前を通過しています。

 

 

おはようワン!

 

 

新青梅街道・西武拝島線・玉川上水・中央線と縦にスパッとまっすぐ続く道だからなのか、何となく風通しもよくて別の国みたいな感じかも・・・。

 

実際よく知っている場所ではありますし、天王橋の信号なんかはこのサイトでもたびたび紹介しているポイントだったりはするんですけど。

 

 

「三多摩卸売市場」の食堂。

 

 

「ダイヤモンドシティ」はデパートの三越が進出したので話題になりましたが、もともとは日産の工場のあったばかでかい跡地だったりします。

 

以前ふらっと迷い込んだ一面のすすきが原の真新しいアパートもようはこの辺の再開発でぽっと現れた景色なのかとようやく合点をしてみたり。

 

 

中央線の下をくぐります・・・。

 

 

朝の天気予報では雨と雨の間なだけなのでしっかり傘は持って行きましょう、という事だったので案の定そらもようは不思議な感じ。

 

上空にもうっすら絹雲がかかっているのに、その下をぶあつい積雲が風に流されてぷかぷか浮いているような雰囲気でした。

 

 

多摩川わきの水路です。

 

 

出掛けから右のバーテープが切れてしまっていたので、修理をかねて道端のコンビニでひと休み。アスファルトの水たまりなんかをボケッと見ながら今日の予定をあれこれ思案してみたり・・・。

 

この辺りは車では何度となく通っているエリアなのですが、だいたい東西の移動ばっかりなのでちょっと新鮮な感じがいたしました。

 

 

気配がしたので見上げたら。

 

 

新奥多摩街道に出て奥の路地をちょっと進むと多摩川ぞいにちょっと小広い一角がありました。

 

細い水路ぞいに何気に進んでいったところ、気になる歩道橋があったので登ってみたら人気のない空中庭園につながっておりました・・・。

 

 

サイクリング道路のすぐ脇です。

 

 

のぼり口からはちょっと想像できない小広いスペースで、お昼でも食べながらしばらくのんびり過ごすには悪くないかな〜なんて思いました。

 

じつはここって浄水場の屋根の上だったりするようなのですが、見えないところでこっそり色んな場所ができてきているようです(笑

 

 

何気に水路は続いています。

 

 

しばらく多摩川CRぞい(くじら公園付近)を流してサイクリング気分をかじったあとで、ふたたび路地裏をめぐって水路との再会を果たしました。

 

分譲地の裏だけ歩行者専門の遊歩道になっていたり、団地の裏手でフェンスでくくられていたりしながら水路は西へと延びていて・・・。

 

 

気がついたら大通り。

 

 

ここから先もまだ追いかけてみようかな〜とも思いましたが、よく考えると今日の趣旨は丹沢めぐりだったのをようやく思い出しました。

 

ちょうど国道16号の拝島橋多摩川を渡って八王子へと抜けられるので、水路はまた今度ということにして本題に戻ることにいたします・・・。

 

 

橋の向うに気になる坂道

 

 

より道してナンボ、のんびりしてナンボの私のツーリングですので、気になった場所があれば時間をかけて散策するのが性というもの。

 

何年か前に通りがかったときには無駄な坂道は上りたくない、なんてわき目も振らずに先へ向ったものですが、それじゃもう面白くないわけ・・・。

 

 

何かと思えば住宅街(笑

 

 

速度のことを気にしなければ、ぶっちゃけ15%だろうが何だろうがあまり関係ないかな〜なんてのんびり考えながらエッチラ登ってみたところ。

 

眼下に広がる河北の眺望に旅人気分を満喫しつつ、上まできてみたらごく普通の分譲地にたどりついて逆にびっくりしてみたり。

 

 

国道16号に戻ってきました。

 

 

丘の上には似つかわしくない入り組んだ路地でひと迷いした挙句、ようやく街道に出てみたら「国道16号」とあったのですが・・・。

 

何かちょっと怪しい気配だったので、落ち着いて周りをみわたしてみたらバイパスの方にでてしまっておりました。ま〜大差ありませんけど。

 

 

淺川沿いに市街地を迂回。

 

 

実際こんな事ばっかりやりながら走っているので全然先に進まないのですが、ようはアヤとかヒダとかいったものかと思います。

 

とはいえ話が膨らまずに全部カットになることも多々あるので、別に私の嗅覚が百発百中にずば抜けてきくわけでもない次第。

 

 

陣場街道の交差点。

 

 

ウチから丹沢方面に抜けるルートは国道20号の大垂水峠、奥多摩は桧原村の甲武トンネル、そして八王子から和田峠の3つが主かと。

 

今回は一番風情のいい和田峠越えのルートをとることにいたしましたが、こっちからだと一部20%近い激坂もあるのがネックだったりします。

 

 

コンビニで補給食の仕入れ。

 

 

何といっても八王子市街からまっすぐ伸びた道筋なので、峠へつづく陣場街道は何気に繁華なおもむきではじまります。

 

交差点ごとにちょっとづつひなびて来て最後は田園風景から渓流釣り場、ととても分かりやすい都市と農村の縮図だったりするのですが・・・。

 

 

古い郵便局と集配車。

 

 

写真の郵便局は年代ものの建物で、これだけ見に来るのでも十分足を運ぶ価値はあるよな〜とか思います。

 

この日は運良く集配車と一緒のスナップを撮影することができたのですが、レトロに浮いていなくて生きているのがいい感じかと・・・。

 

 

峠へと向うアプローチ。

 

 

酒屋さんのところのT字路を左に曲がって、ちょっとシンとした風情の小道をしばらく進むと和田峠の上り口までやってきます。

 

峠道じたいは渓谷沿いの雰囲気のいいルートだったりもするのですが、標高差と残り距離のバランスが狂っている激坂コースなのが難。

 

 

ちょっくら休憩をば・・・。

 

 

もっとも本当にキツいのは最初の1km位なのですが、以前来た時には切り立った断崖でもよじ登っているような気分になった記憶があります。

 

とりあえず今回はそういう印象はなかったのですが、毎回使うにはちょっと違うだろ〜みたいな気分にはやっぱりなりました(笑

 

 

峠のお茶屋さんにて。

 

 

勾配がキツい分距離は3kmぐらいしかないので、意外とあっさりと峠につくのが面白いところです。最後の方は小雨もふって気持ちよかったり。

 

何だかんだといっても路面はいいので勾配よりは楽に登れるいいコースかと思います。9速化してギヤ比をx1・3まで落すと楽チンそうかも・・・。

 

 

ぽかぽかした下り道。

 

 

お茶屋さんに来た頃には雲行きもかなり怪しくなってきてしまいましたが、とりあえずジュース二本で一休み(こればっかり)。

 

この先どうしようかな、とおばちゃんに色々相談していたら俄かに晴れ上がってきたのでとにかく丹沢方面へと行くことにいたしました。

 

 

佐野川の茶畑です。

 

 

峠をこちら側に下るルートは八王子側ほど無茶な勾配もありませんし、眺望あり木蔭ありで最後に渓流ぞいに集落まで到着いたします。

 

様子のいい小さな酒屋さんのとなりに休憩施設もできていて、真夏なんかはここでしばらくまったりするのもオツかな〜なんて思いました。

 

 

ちょうどいい頃合にコンビニも。

 

 

コンビニといいますかこちらも酒屋さんなのですが、藤野方面との三叉路を直進してちょっとした坂をこえた次の分岐を右に少し入ったところ。

 

道なりに視線を先に置いていたら見落としてしまいがちなのですが、ここで色々仕込みができると全然感じが違ってくるかな、なんて感じかも。

 

 

お久しぶりの一本木。

 

 

以前ここを通りがかったのは去年の3月で、小菅村から鶴峠をへてヘトヘトになりながらここで一服した記憶があります。

 

ちょうど一番体力的にもヘコんでいた時期だったのですが、あの時は裸木だったのが今日は緑の葉っぱが沢山生い茂っています。

 

 

R20まで出てきました・・・。

 

 

当たり前といえば当たり前のことなのですが、毎回脈絡をつけてのんびり走っていれば細かい思いでも積み重なってくるわけだったり。

 

そんなこんなで誰にも分からない微妙な感動をかかえつつ、ちょっと天気が怪しくなってきた中を工業団地のわきから国道までやってきました。

 

 

上野原付近のY字路です。

 

 

今回のめあてはここから南下してまだ行ったことのない秋山村から雛鶴峠のルートを見物してくることです。

 

帰りは松姫峠から小菅の湯の感じまで見ていたのですが、この天気だとちょっとそれは難しそうかな〜といったところ。

 

 

ケヤッキーともお久しぶり。

 

 

お久しぶりといってもこのキャラクターとのことで、元になっている大ケヤキの木はまだ一度もこの目で見ていないのですが・・・。

 

根がミーハーなので「ケヤッキーホルダー」なんてものがあったらすぐに飛びついて買っちゃいそうです(ないでしょうけど)。

 

 

2ページ目へ

 

 

ツーリングの記録へ