2007年12月27日

 

柳瀬川散歩

 

あまり走らないでいても器材も私自身もサビついてしまうので、年末のちょっとした調整とばかりにお散歩に出掛けることにいたしました。

 

考えてみればもう半年もまともなツーリングに出掛けていなかったので、いくら練習しているとはいっても大丈夫かいなという感じではあったのですが・・・。

 

 

フラットペダルに逆もどり。

 

 

都心方面に出掛けるときはいつものツーリングスタイルだと色々と辛いものがあるので、足元からドレスアップという意味合いも込めてフラットペダルに戻してみたりも。

 

実際その辺を練習するのにもビンディングだと衣装から何から一式そろえた出で立ちだと何とも寸法が合わないのでどうにも出足が悪くなってしまいます(笑

 

 

カルガモのご一行。

 

 

そんな次第で都合3年ぶりにミカシマのRX−Mに戻したわけなのですが、ひょうたんから駒で全然気分も新たになって足取りも軽くなってくるから不思議なものです・・・。

 

もともとはジャージ姿で近場の多摩湖(と坂)を周回できるようにした方がいいのかな〜位の気持ちだったのですが、ビンディングペダルにスニーカー姿で無理やり乗るのとはまったくもって雲泥の差です(当たり前)。

 

 

空堀川沿いを北東へ。

 

 

めあてとしては湘南方面も考えてはみたのですが、そもそも出足が10時20分という事でもあったので今回はその辺は棚上げに。以前から一度やってみたかったもう一つのルートでぼちぼち出発いたしました。

 

自宅の近くを流れる「空堀川」はワンコの散歩ルートにもなっていて、遊歩道もきれいに整備されているので時々遠出なんかもしたりしてはいたのですが・・・。

 

 

ゴミ箱の辺りの様子が何とも・・・。

 

 

しばらく行くと「柳瀬川」と合流してそのままずーっと行くと荒川まで出られるような感じではあるものの、いくら何でもワンコにそこまで付き合わせるわけにも行きませんし(笑

 

この際なので適当に行けるところまで川沿いをなぞってみるのもいいかな〜なんて浅はかな考えで見慣れたルートをぼちぼち進んでいきました。もちろん格好は極力普段着のまま(グローブだけは着用)。

 

 

柳瀬川に入った辺り。

 

 

ぼつぼつ遊歩道をのんびりペースで(私の場合は基本常にそうですが)進んでいくと、一旦車道に出てからちょっとしたビオトープになった細い歩道を抜けて外界へ。

 

小金井街道っていう近場では大きな道路をまたいで気がつくと柳瀬川ぞいの広々とした遊歩道へと入っていきます。もっともこの辺りまではワンコのお散歩で来たこともあったのですが(家から5kmほど)・・・。

 

 

木蔭にカモの親子連れ。

 

 

いぜん散歩でワンコが疲れてしまって休憩&折り返し地点にした川沿いのちょっとした公園を通り過ぎ(カモはこの辺)、道路のガード下をくぐってしばらくはまずまず整備された感じのルートが続きます。

 

途中で「柳瀬川崖線緑地」の看板をみつけて、しばらく川をはなれて坂道探検をしてしまいましたが、しろうとめには余りよく分らない感じだったので再び元の道へとトンボ返り(笑

 

 

気合の入った看板発見!

 

 

何気に釣りをしている人がいるな〜なんて思って眺めていたら、手前のフェンスに意味深な看板をみつけてついつい写真に収めてみたりも。

 

望遠レンズの本気カメラを構えた人たちがズラッと並んでいるので一体何事かと思ったところが、むこうの線路に電車が通るとにわかにパシャパシャシャッター音の雨あられ・・・。

 

 

川越方面へと向うR254

 

 

しばらく進むと地道の土手道へと通じているのですが、どこにあるのかそば屋の幟がはためいていてちょっと気になったりして。まだ大して走ってもいないのに食事もないだろうと先を急ぎましたが(笑

 

きゅうくつなガード下をくぐったり浄水施設のわきにあるビオトープを見物したりとよたよたしつつも、ふと見ると国道254号線の車の列がすぐ目の前につらなっています。

 

 

見づらいですがハトの群れ。

 

 

ツーリングの時だとすぐそばの感じのR254ですが、普段の距離感だと相当遠い場所でもあるのでやっぱり感慨もひとしおといった所。なにせ半年ぶりなので気分もいささか若返った感じ。

 

車道づたいだと結構交通量もあるので川沿い散歩なんてのが気楽でいいかな〜なんて気分ではありますが、どうしてもおあつらえ向きのコースになるのでいささか話題にはなりづらいかも。

 

 

東上線のガードをくぐります。

 

 

東武線と交錯するところで一旦道がとぎれてわきのガードをくぐったのですが、ちょっとシャバの空気を吸っただけでも何かものすごく奇妙な体験をしたような感じにはなってきます。

 

あとで調べたら東武東上線の柳瀬川駅付近とのことですが、地図でみると意外と近いので拍子抜けしたりも。街道沿いをぼちぼち走っても1時間ちょっとの場所ではあるのですが・・・。

 

 

何気にひと息つけたりも。

 

 

ここのガードをくぐった所の「富士見橋」っていう交差点が見晴らしもよくて何となくちょっと気に入ってしまいました。ずっと川沿いを走ってきたのでうねった道のかなたの街並みが何となく目に眩しいような。

 

微妙に下りの眺望になっているあたりもセンチメンタルな気分になるには絶好といいますか、ま〜交差点に来るために自転車散歩なんていうのも悪くはないかも知れません・・・。

 

 

そうこうする内にまた外界へ。

 

 

写真の志木市役所の辺りで柳瀬川は新河岸川と合流するので、きょうの「柳瀬川散歩」もとりあえずはここでいったんお開きに。何だかんだと言って荒川の近くまでのんびり走れるルートがつながっていた事に。

 

ちょうど時刻もお昼の12時だったので、これからどうすんべえという気分で新河岸川に掛かる橋の袂でしばらく休憩することにいたしましたが、折角なので荒川まで出て物見遊山でもして来ようかな、といった所。

 

 

しばらく続く土手の道。

 

 

地図で見るとここからちょっと行けばもう荒川にかかる秋ケ瀬橋なので、こっち方面に行くときにはここまで川沿いでまったりできるかな〜というのは一つの収穫ではありました。

 

もちろん毎回ちまちまレポートを書くのもどうかと思うので、次からはかなりはしょって通ることにはなりそうですけど・・・。荒川だったら最後は秩父まで通じていますし、しばらくは遊べるような感じです。

 

 

・・・と、すぐ行き止まりで立ち往生。

 

 

川の左岸ぞいに遊歩道をはいってお散歩を、と思ってしばらく進むと「調整池の堤防工事」の看板が。川沿いは通行止めだとトラックの運ちゃんに言われてしまいましたが、よく見ると向こうに迂回路がありますね(汗

 

そのまま進めば面白いこともあったような気がして微妙に後悔しておりますが、とにかくまあ右岸に切り替えてしばらく先へと進みます・・・とまた行き止まりで結局あきらめて街道へと抜け出すことに。

 

 

だんだん都会っぽくなってきます。

 

 

普段着・フラットペダルの出で立ちだとお店なんかで食事をするのには都合もいいですし、美術館だの何だのにもさも当然といった顔で立ち寄ることもできるのであるいみ行動範囲は広がるのですが・・・。

 

いかんせん交通量の多い街道なんかだと車道を走るのに何となく違和感を覚えてしまって、時速10kmでぼちぼち歩道を進む場合が増えてきます。ま〜それでいいといえばそれでいいのですが。

 

 

東京外環自動車道です。

 

 

これまで意図的にちまちま川沿いを走ってきたので、いきなりハコモノな大動脈に入ってしまうと青息吐息でさすがに少し辛いものがあったりします。

 

こうなると景色を楽しむ、なんていっても車道じゃ単なる余所見になってしまうといいますか、無造作にシャカシャカ漕いで先を急ぐのが寸法のような空気がちらほら流れていたりして(笑

 

 

橋の彼方の大都会。

 

 

外環自動車道に沿って左折をするとすぐ荒川にかかる「幸魂大橋」に入ります。5%勾配の看板が立っていたのでちょっとメーターを見てみたら、いちおうx4で20km/hだったら普通にホイホイ登れるみたいです。

 

名栗方面も峠の記録が気になってしまって却って行きづらくなっているのですが、フラットペダルで試しに行く分には余計なことを考えないでいいかな〜なんてちらっと思ってみたりして(こっそりデータもとれますし)。

 

 

北側からCRに入ります。

 

 

荒川わきの「彩湖」のほとりがよさげな公園らしかったので一度来ようとは思っていたのですが、とりあえず橋の上から記念撮影をしておきました。

 

目標地点を遠め(千葉まで行くかな〜位)においてしまったのであまり腰をすえずにすぐにCRに入ってしまったのですが、その内この辺りも重点的に見ておきたいな〜なんて気もします。

 

 

土手沿いの住宅街。

 

 

のんびり平地ポタリングというと根性がないような感じも多少してしまうので、一応「なんちゃってシングル」で地道でも基本はx4でここまで通しています(よほどの坂だけはx3位まで落しますが)。

 

まあ重いギヤを軽く踏めるからといって峠でどこまで速くなるかは疑問なのですが、いちおう平地〜5%位では無理しないでもx4が普通な負荷の感じではあります。記録が掛かっていればもっと落すと思いますが・・・。

 

 

ちょっと良さげなアングルに。

 

 

荒川CRとなると誰でも知っているスポットですし、コースも決まっているのでとりたてて言うべきことも余りないかな〜というところではありますが、そうなると私自身の心の折れ曲がり具合で表情をつけるしかないわけで。

 

川向こうのビル街がデコボコしてちょっと面白い絵柄だな、なんてボケッと思ってとりあえずつなぎに写真を撮ってみたりも。河川敷にはソロで遊べそうなゴルフ場もあったので自転車で来てもいいのかな?なんて。

 

 

とうとう船がちらほらと。

 

 

いつの間にか左手にもそうそうたる街並みを従えながら、気がつくと川口市内へと通じる街道のあたりへひょっこりと顔を出しておりました。

 

今日のツーリングはCRをつないでは時々街道に顔を出すパターンの繰り返しなのですが、やっぱり何とはなしの解放感があってちょっと面白い気がします・・・。

 

 

どこかで見たことのある光景。

 

 

この辺りには河川敷のパブリックゴルフ場がいくつもあるようなので、もしクラブを貸し出してもらえるんならツーリングがてらに来てもいいかな〜とクドクドと妄想したりして。

 

フラットペダルなので途中で何をしても違和感がないので、多少は効率が悪くてもこっちの方がツーリング向きな面もあるかなといった所。ビンディングの方が安定するのと緊張感があるので却って安全なのかも知れませんけど・・・。

 

 

せっかくなので「さくら」で休憩。

 

 

この辺りでメーターが確か40kmちょっと位だったと思うのですが、時刻が13時33分なので都合ここまで3時間13分もかかっています。

 

街道をつないで走れば30分位は短縮できるのでしょうけど、多分体感時間はずっと長く感じるでしょうし、あまり記憶にも残らないので後になったら短く感じてしまうかも。

 

 

「西新井歩道橋」です。

 

 

とりあえずいちごアイスをお腹におさめて、ちょっと先にある「鹿浜橋」から左折して東へ千葉方面へと向います。この辺りはちょっと車道を走るのは無理っぽい様子なので、距離以上にやたらと道のりが遠く感じてきます・・・。

 

寺社仏閣めぐりをする年でもないような気はいたしますが、門前町となると街並みの様子もどこか「ほっと」するので自然とそっちに足が向いてしまうことに。そんなわけで西新井大師へ寄り道決定(笑

 

 

ちょっとひと伸び。

 

 

街道ぞいの喧騒とは打って変わってまったりした雰囲気で一度に疲れが吹き飛びました。この辺りで路地をつないで走れるルートがあれば千葉方面も随分と近くなるのにな〜といった所。

 

改めてヤフー地図を見てみると色々よさげな脇道もありそうなのですが、ツーリングマップルだと市街地の路地まで情報量が対応していないのが玉に瑕かなとか思います。

 

 

「諸車乗入禁止」の立て札が。

 

 

門前通りのかいわいには結構おいしそうなタイヤキ屋さんなんかもあったりしたので、食い意地の悪い私としては何度も来てみたくなるスポットのような感じがします。

 

こんな時に普段着だとお店にヒョイと入ることもできるので、たくさん走ればそれだけ楽しみも広がってくるというものですし。フラペの方が大変なのでその分だけ何となく達成感も出てきたりするわけで・・・。

 

 

2ページ目へ続く

 

 

ツーリングの記録へ